【CEO取材】コインリスト創業者が経営するフィンテックアプリ「Eco」とは(Eco CEO Andy Bromberg インタビュー)

3月5日に米コンシューマー向け金融サービスを提供するスタートアップ企業エコ(Eco)が、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)、パンテラ・キャピタル(Pantera Capital)など含め総勢100近くの投資家から約28億円の資金調達を行ったことを発表した。

→ Eco 公式サイト

エコはウォレットアプリを開発していて、現在はテスト版がリリースされている。エコのユーザーがアマゾンやウーバーなど利用頻度の多いサービスへの支払いにエコウォレットアプリを利用した場合、5%のキャッシュバックを得られる仕組みとなっている。またユーザーはエコのウォレットアプリ残高に対して最大5%のキャッシュバックも受けられるとのことだ。

そしてエコは暗号資産のカストディアンと提携していて、ユーザーがエコのウォレットアプリに預けたお金は、米ドル建てのステーブルコインとして保持される仕組みだ。そのステーブルコインはユーザーへのキャッシュバックなどに活用されている。

あたらしい経済編集部はエコのCEOを務めるアンディー・ブロムバーグ(Andy Bromberg)氏へ取材を行った。ブロムバーグ氏はトークンの発行流通プラットフォームのコインリスト(Coinlist)の創設者でもある。

エコのCEO アンディー・ブロムバーグへ取材

エコのキャッシュバックの仕組みはどのように設計されているのでしょうか?

アンディー・ブルムバーグ(以下:ブルムバーグ):エコでは、ギフトカードのデジタルバウチャーを使った支払いが可能です。例えばDoordash(米国のオンデマンドフードデリバリーサービス)での支払いの際には、ギフトカードのコードを生成してバウチャーを使って支払います。これは加盟店にとってより効率的な方法であるため、私たちは取引のキャッシュバックを行うことができます。

−エコは独自のステーブルコインを開発・運用していますか?

ブルムバーグ:エコは現在、独自のコインではなく、いくつかの目的でUSDCを使用しています。

−日本を含めたグローバル展開の予定はありますか?

ブルムバーグ:私たちはグローバルに展開したいと考えており、日本は素晴らしい市場です。ただ、そのスケジュールはまだ決まっていません。

(英語原文)

−How is the system for paying cash back designed?

Eco allows spending via gift card rails — so when you pay at Doordash, for example, we generate a gift card code that you pay with. Because this is more efficient for the merchants, we are able to pay cash back on the transaction.

−Do you develop Eco’s own stable coin? I read Eco’s F&Q.

Eco currently uses USDC for several purposes, not its own coin.

−Do you have any plans to expand globally, including Japan?

We would love to expand globally, and Japan is an excellent market. We do not yet have a timeline for this.

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あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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