ブロックチェーンゲーム「マイクリプトサーガ」完全招待制プレミアβサービス開始を発表、Matic Networkと提携しトランザクション手数料を抑制

ブロックチェーンゲーム「マイクリプトサーガ」完全招待制プレミアβサービスを1月31日開始

ブロックチェーンゲーム開発を行うdouble jump.tokyo株式会社が、1年ぶりの新作ゲーム「マイクリプトサーガ」のプレミアβサービスを、1月31日より開始することを発表した。

このゲームは人気ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」の開発陣による、ブロックチェーン技術を活用した2~4人でのリアルタイム対戦を楽しむことができるマインドカードゲーム。スマートフォン/PCのWebブラウザやイーサリアムウォレットアプリを通じて、プレイできるとのこと。

ゲームでは10枚のカミカードを編成し、戦略とスキルと運の力で対戦ができる。対戦に勝利することで得られるKami-Power(KP)をカミカードに蓄積することで、カミカードは特別な能力を持つシンカードにシンカさせることが可能とのこと。そしてそのシンカードは、ブロックチェーン上のNFT(Non Fungible Token:代替不可能なトークン)として生成され、ユーザーが所有し、自由にトレードすることができるとのことだ。

リリースにおいて従来のブロックチェーンとの違いが以下のように説明されている。

・暗号資産やNFTは必須ではありませんので、ブロックチェーンを意識することなくプレイできます。
・NFTを直接販売しません。ゲームのプレイングによってNFTを入手することができます。また、ユーザー間トレード、マイクリなどのパートナーゲームからのNFTコンバートによって入手することもできます。
・弊社のマルチチェーン対応サービス”AMS”(Asset Mirroring System)により、イーサリアムに加え、イーサリアムのL2スケーリングソリューションの一つであるMaticを利用することで、高額なトランザクション手数料なくNFTのやり取りができます。
・社団法人ブロックチェーンコンテンツ協会が策定・推進するNFT共通仕様”Oct-Pass”に準拠しており、NFTのオープンな相互利用が可能です。

なお1月31日21:00から開始されるプレミアβサービスは、バトルβテストから改善されたバトルシステムに加え、アウトゲーム(バトル以外の基本となるシステム)が公開されるとのこと。参加には「My Crypto Heroes」のランドNFTの保有者(以下、ランドオーナー)と、ランドオーナーからの招待者がプレイすることができるとのこと。招待者は招待コードを入力することで参加することが可能だ。

なおプレミアβサービス中は、「My Crypto Heroes」のゲーム内通貨であるGUMでゲームプレイに使用する「カミカード」を購入することができる。GUMは「My Crypto Heroes」のサービス内にて購入・入手すること可能。そして「My Crypto Heroes」のヒーローNFTを「マイクリプトサーガ」のシンカード(NFT)にコンバートすることもできるとのことだ。

double jump.tokyo、Matic Networkとパートナーシップを締結

また前述の説明にもあるように、本日同社は、イーサリアムのレイヤー2ソリューションを提供するシンガポールMatic Network PTE. Ltd.とパートナーシップを締結したことを発表した。

double jump.tokyoが開発する「Asset Mirroring System」にて、Matic社の開発を推進するMatic Networkを正式対応し、本日発表された新作「マイクリプトサーガ」をはじめ、ブロックチェーンゲーム開発支援プログラム「MCH+」タイトルのマルチブロックチェーン対応を実現するとのことだ。

編集者のコメント

イーサリアムのガス代の高騰は、ブロックチェーンゲームにおいても大きな課題になっています。そこに今回のMaticのようなセカンドレイヤー・ソリューションが活用されていく流れは、他のブロックチェーンゲームにも実装されていく流れになるのではと思います。

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→マイクリプトサーガ

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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