バイナンス(Binance)がヨーロッパにてBinanceVisaカードの出荷を開始 イーサリアムのサポート追加も発表

バイナンス(Binance)がヨーロッパにてBinanceVisaカードの出荷を開始 イーサリアムのサポート追加も発表

大手暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するバイナンス(Binance)が欧州経済地域(uropean Economic Area:EEA)にてBinanceVisaカードの発送を開始したことを12月15日発表した。

またバイナンスはBinanceカードの利用においてイーサリアム(Ethereum)でのサポートを追加したことも併せて発表した。

バイナンスは今年8月よりEEA居住のユーザーに対し、このBinanceカードの申し込み申請を開始していた。

今回の発表によると、このBinanceカードは1日あたりの利用上限額が最大8,700ユーロ(約109万円)となっており、リトリーバルリクエスト(伝票請求)がATMより1日につき290ユーロまで対応できるとのこと。またカード会員は最大8%のキャッシュバックが受けられ、2020年中は手数料無料で利用が可能とのことだ。

編集部のコメント

バイナンスは7月7日にデジタルウォレット事業および暗号資産デビットカード事業を行うスワイプ(Swipe)の買収を発表しています。この買収にあわせバイナンスではスワイプの独自トークンであるSXPの取り扱いを開始し、SXP/BTC(ビットコイン)SXP/BNB(バイナンスコイン)SXP/BUSD(Binance USD stablecoin)ペアの取引を開始しています。さらにスワイプのプラットフォームでもBNBの取り扱いを開始しており、ユーザーは銀行口座を利用してBNBの売買を行うことやスワイプのVisaデビットカードによってBNBを使うことが可能になっています。

ブロックチェーンメディアDecryptの報道によると、スワイプのユーザーが持つデジタルウォレットは今回発送開始したBinanceカードと互換性がないとのことです。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/inkoly・Who_I_am)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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