ふるさと納税でビットコイン。ビットフライヤーの「ビットコインをもらう」サービス経由の「ふるさと納税」の利用が昨年対比2倍に伸長

ふるさと納税でビットコイン。ビットフライヤーの「ビットコインをもらう」サービス経由の「ふるさと納税」の利用が昨年対比2倍に伸長

株式会社bitFlyer(ビットフライヤー)が同社運営の「ビットコインをもらう」サービスにおいて、今年2020年のふるさと納税の利用が昨年対比2倍に伸長していることを11月4日発表した。

「ビットコインをもらう」サービス はネットショッピングや旅行予約、各社サービスへの会員登録などを、ユーザーがビットフライヤーのサイトを経由して利用することでビットコインがもらえるサービスだ。

リリースによると「ビットコインをもらう」サービスを経由したふるさと納税の利用件数は2018年対比2019年は約3倍に伸長しており、さらに今年の1月~10月の利用件数はすでに昨年の1月~10月対比を2倍超で推移しているとのことで、今年の年末はまた昨年の利用件数を大きく上回ると見込んでいるとのことだ。

「ビットコインをもらう」サービスを利用しているユーザーを対象にしたアンケートにて他のポイントではなくビットコインをもらいたいと思う理由を調査したところ「ビットコインの将来性に期待している」という声が多く集まったという。なかでも「ポイントと比較しポイントの価値は変わらないが、ビットコインなら価値が上がる期待が持てる」といったコメントが目立ったとのこと。また「ポイントと異なりビットコインなら使用期限がない」といったコメントもあったとのことだ。

一方でアンケートには「ビットコインは価値が変動するからこそ、自身で購入するにはハードルが高い」と感じているという声もあり、ユーザーにとってビットフライヤーの「ビットコインをもらう」サービスなら自身で購入することなくビットコインを保有できる点にメリットを感じていることがアンケートにより判明したとのことだ。

編集部のコメント

ふるさと納税を行うことで「寄付金の使い道を指定できる」「お礼の品がもらえる」のはもちろんのこと、控除上限額内で寄付を行うと合計寄付額から2,000円を引いた額について、所得税の還付と住民税の控除を受けることができます。

またビットフライヤーによると「ビットコインをもらう」サービスをふるさと納税にて利用することで、ポイントとビットコインを「二重取り」できるとのことです。

「ビットコインをもらう」サービスは、複数のふるさと納税サービスサイトと提携しており、そのうち「さとふる」「楽天ふるさと納税」では、ふるさと納税の寄付額に応じてポイント還元されたり、ギフト券がもらえたりする等のキャンペーンが開催されています。

ビットフライヤーの「ビットコインをもらう」サービスを経由して、各サービスサイトを利用することで寄付額に応じたビットコインをもらえるため、各サービスサイトでもらえるポイント還元やギフト券などに加えてビットコインがもらえるため「二重取り」が実現します。

実質2,000円にてお礼の品がもらえる、ふるさと納税にて、さらにポイントとビットコインがもらえるということです。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/antoniokhr)

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「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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