エストニアの中央銀行であるエスティ・パンクが中央銀行デジタル通貨(CBDC)研究のためのイニシアチブ発足を発表

エストニアの中央銀行であるエスティ・パンクが中央銀行デジタル通貨(CBDC)研究のためのイニシアチブ発足を発表

エストニアの中央銀行であるエスティ・パンク(Eesti Pank)が、エンタープライズブロックチェーン企業であるガードタイム(Guardtime)とSW7グループと共同で、複数年にわたる中央銀行デジタル通貨(CBDC)イニシアチブを10月2日に発表した。エストニアはユーロ圏の一部なので、これはデジタルユーロのプロジェクトの一部ということになる。

発表によると、エストニアの電子政府ソリューションに採用されているガードタイム(Guardtime)社の技術であるKSI BlockchainのCBDCにおける活用研究を行う予定とのこと。CBDCの研究に加えて、電子IDを利用した新しい決済ソリューションの可能性や、エストニアの電子政府ソリューションで利用されている他のソリューションについての研究も検討しているようだ。

第一段階ではソリューションの設計に焦点を当て、プロジェクト全体の期間は2年を予定している。

イニシアチブメンバーのガードタイム(Guardtime)は、数週間から数ヶ月の間に、KSICash(ケーエスアイ・キャッシュ)とその特性、またKSICashが中央銀行の求めるスケーラビリティ、パフォーマンス、セキュリティ、レジリエンスの要件を満たし、CBDCの強力な候補になり得ると考える理由について、多くのことを述べていく予定であるとブログに記載されている。KSICashとはKSI Blockchain上に構築されたCBDCのためのフルスタックインフラストラクチャのことだ。

編集部のコメント

ガードタイム(Guardtime)はEYと提携し、アメリカ政府向けやブロックチェーンベースの海上保険プラットフォームインシュアウェイブ(Insurwave)など、複数のブロックチェーンプロジェクトに取り組んでいます。また世界保健機関(WHO)のブロックチェーン予防接種証明書ソリューションにも取り組んでいます。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStock/Guzaliia-Filimonova)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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