スタートバーンがブロックチェーンインフラ「Startrail(スタートレイル)」をイーサリアムメインネットへ公開

スタートバーンがブロックチェーンインフラ「Startrail(スタートレイル)」をイーサリアムメインネットへ公開

アートテクノロジー企業のスタートバーン株式会社がブロックチェーンインフラ「Startrail(スタートレイル)」をイーサリアムメインネットへ公開したことを9月11日に発表した。実際に「Startrail」がイーサリアムメインネットへ公開されたのは8月25日だったようだ。

「Startrail」はブロックチェーンを活用したアート作品の信用担保とさらなる発展を支える流通・評価のためのインフラだ。「Startrail」の目的は社会実装と公益性を重視した設計とガバナンスにより、アート業界が長年築いてきた信用や価値形成のプロセスを損なうことなく、流通・評価のための共通インフラを全ての人へ提供することとのこと。

現在Startrailには100件以上のアート作品の登録が完了されているとのこと。なお第1件目として美術家兼スタートバーン代表取締役である施井泰平氏の作品「IT Ⅱ(アイティーツー)」の情報が「Startrail」に接続するスタートバーンの自社サービス「Startbahn Cert.(スタートバーン・サート)」から登録されたとのこと。

スタートバーンは「Startrail」の設計・運用思想は「相互運用性、アップグレーダビリティ、プライバシー保護、アクセス制限、イーサリアムの採用」に基づき構成していると伝えている。

編集部のコメント

「Startrail」は公共インフラとして独立性・公平性を保つために、スタートバーンが主導する任意団体「Startrail協議会」が運営していくとのことです。今後、この協議会に複数の専門家・企業・団体が参画していく予定とのことです。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済編集部)

(images:iStock/(antoniokhr・liuzishan)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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