SBI、米デジタル銀行エレボールに1億ドル出資へ。ステーブルコイン入出金や24時間決済に対応

SBIが米デジタル銀行Erebor Bankに出資へ

SBIホールディングスが、米国拠点のSBIホールディングスUSA(SBI Holdings USA)を通じて、米デジタル銀行のエレボール・バンク(Erebor Bank)に1億ドル(約157億円)を出資すると11月2日に発表した。

SBIホールディングスは、今回の出資を通じてエレボール・バンクとの関係を構築し、米国での事業基盤を強化する方針とのこと。また、次世代のデジタルバンキングへの理解を深め、今後はSBIグループとの幅広い連携の可能性を検討するという。具体的な共同サービスについては明らかにされていない。

エレボール・バンクは、防衛テクノロジー企業アンドゥリル・インダストリーズ(Anduril Industries)の共同創業者パルマー・ラッキー(Palmer Luckey)氏が、暗号資産(仮想通貨)の取引監視企業エアー・コンプライアンス(Aer Compliance)の共同創業者オーウェン・ラパポート(Owen Rapaport)氏らと2025年に共同設立した銀行だ。ラパポート氏は同行の最高経営責任者(CEO)を務め、本社は米オハイオ州コロンバスにある。

同行は米通貨監督庁(OCC)から銀行免許を取得し、米連邦預金保険公社(FDIC)の預金保険の適用を受けて、今年2月に開業した。防衛、AI、エネルギー、ロボティクス、先端製造などの分野の企業に対し、成長資金融資や資産担保融資、設備資金融資などを提供している。

また、同行は自社開発の勘定系システムでブロックチェーンを活用した精算(セトルメント)に対応しており、週末や営業時間外を含めて24時間精算が可能だという。ステーブルコインの入出金にも対応し、主要な決済網にも接続している。SBIホールディングスによると、同行の預金残高は今年9月時点で70億ドル(約1.1兆円)を超えているという。

なおSBIホールディングスは10月28日、米クロスリバーバンク(Cross River Bank)を傘下に持つCRBグループ(CRB Group)と、戦略的業務提携および日本での合弁会社設立に向けた基本合意書を締結したと発表していた。両社は国際決済やトークン化資産などの分野で協業を検討している。

参考:SBI
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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