XRPレジャー開発者、XRP残高ゼロでのアカウント作成を提案、準備金は第三者が負担

XRPL開発者がXRP残高ゼロでのアカウント作成を提案

分散型パブリックブロックチェーン「XRPレジャー(XRP Ledger:XRPL)」で、XRP残高がゼロの状態でも新規アカウントを作成できる機能が提案された。XRPLの開発者が10月15日に実装の変更案を、翌16日に仕様の変更案をギットハブ(GitHub)に提出した。

10月29日時点で、今回の実装と仕様の変更案はいずれもレビュー中で、コードや仕様への統合は完了していない。新機能の提供開始日や、本番ネットワークでの有効化日も示されていない。

今回の提案では、新しいトランザクション形式「スポンサード・アカウント・クリエイト(SponsoredAccountCreate)」を追加するとのこと。スポンサーとなる既存アカウントが準備金を負担し、新規アカウントへのXRP送金なしでアカウントを作成する方式だ。

XRPLでは通常、アカウントごとに基本準備金として1XRPが必要となる。準備金は、大量のアカウント作成などによって台帳データが過度に増加することを抑えるために設けられている。今回の提案では、この要件を維持しながら、準備金の負担を新規アカウントからスポンサーに移すという。

新機能は、2024年5月に提案された手数料・準備金のスポンサー制度「XLS-68」を拡張するものだ。従来の仕様でもスポンサーによる準備金の負担は想定されていたが、アカウント作成時には少額のXRPを送金する必要があった。今回の提案では、この送金を不要にするほか、アカウント作成と同時に、その後の取引手数料や追加の準備金をスポンサーが負担するための設定も行える。

またスポンサー機能では、支援を受ける利用者が自身の秘密鍵とアカウントの管理権限を保持できる。企業が顧客のアカウント作成費用を負担するほか、トークン発行者がXRPを持たない受取人へのトークン配布を支援する用途も想定されている。

参考:XRPレジャー・XRPLサーバー実装の変更案・XRP Ledgerの仕様変更案
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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