バイナンス、ブラジルで暗号資産事業者ライセンス申請、10/30の期限前に

ブラジルでの事業継続に向け、仲介業者として認可申請

海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、ブラジル中央銀行(Banco Central do Brasil:BCB)に暗号資産サービス提供事業者のライセンスを10月23日に申請した。暗号資産メディア「ウェビットコイン(Webitcoin)」に10月27日掲載された同社のプレスリリースで公表された。

申請主体は、バイナンスグループの現地法人ビーブラジル(BBrasil)だ。同社は、暗号資産サービス提供会社(SPSAV)のうち、暗号資産の仲介業者として認可を求めているという。

ブラジルでは、既存の暗号資産サービス提供事業者に対する認可申請の期限が迫っている。BCBの規則「IN BCB第704号」第9条は、対象事業者が第1段階の認可申請に必要な書類を提出する期限を、2026年10月30日と定めている。

また、BCBの決議第520号第88条では、期限内に申請した既存事業者は、規制上の要件に従い、認可手続きが完了するまでサービスを継続できるとされている。申請後、最終的な認可に向けた審査が行われる。

バイナンスは今回の申請を通じ、暗号資産やステーブルコインの売買、決済、投資などのサービスを、単一の口座とログインで引き続き提供することを目指している。

同社は、ブラジルでの運営体制も整備している。公式FAQによると、レアル建ての取引は、グループ会社のバイナンス・ブラジル(Binance Brasil Corretora de Câmbio e Valores Mobiliários S.A.)に開設される利用者ごとの決済口座を通じて行われる。暗号資産関連サービスはBBrasilが提供するという。

また、プレスリリースによると、バイナンス・ブラジルも暗号資産関連サービスの提供を目指しており、サーティック(CertiK)による独立した技術認証を受けたという。認証では、インフラやガバナンス、情報セキュリティ、顧客資産の保護など900近くの項目が評価された。同認証は9月1日にBCBへ提出され、同リリースでは審査中と説明されている。

バイナンスのブラジル責任者チアゴ・サランディ(Thiago Sarandy)氏は、今回の申請をブラジルでの事業にとって重要な一歩と位置付けた。また、暗号資産の特性を考慮した規制市場への支持を示し、BCBとの対話を通じ、規制対応で停止した商品の提供を将来的に再開したいとの意向を示している。

参考:プレスリリース(Webitcoin掲載)・バイナンス公式FAQ・BCB規則第704号・BCB決議第520号
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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