グレースケール、トークン化株式のオンチェーン取引「3チェーンで過半」と分析

トークン化株式の週次オンチェーン現物取引量、3チェーンで過半

ロビンフッドチェーン(Robinhood Chain)、BNBチェーン(BNB Chain)、ソラナ(Solana)が、分析時点の前週におけるトークン化株式のオンチェーン現物取引量で上位となり、3ネットワークの合計で全体の過半を占めた。暗号資産(仮想通貨)運用会社グレースケール(Grayscale)が9月3日に公表した分析で示された。

なお、同分析のオンチェーンデータには、オンチェーンデータ分析基盤アリウム(Allium)のデータが用いられた。

グレースケールによると、トークン化株式の週次オンチェーン現物取引高は8月初旬に30億ドル(約4,678億円)近くまで増加し、過去最高水準を記録したという。

一方、同社は、トークン化株式市場のうちオンチェーン金融に投入されている割合は約5%にとどまり、取引量の伸びほど金融用途での利用は広がっていないと分析している。

オンチェーン金融で利用されるトークン化株式のTVL(預かり資産総額)は、8月下旬に1億1,000万ドル(約171億円)を超えたという。ソラナ上では、レンディングプロトコルのカミノ(Kamino)やジュピター・レンド(Jupiter Lend)などでトークン化株式の利用が拡大しているとのこと。こうしたレンディングプロトコルに預け入れられたトークン化株式の規模は、過去1年間で約10倍に増加したという。

グレースケールは、現時点でトークン化株式への需要が、継続的に取引できることや地域を問わない市場アクセスといった取引面の利便性に集中していると分析。次の成長段階では、トークン化株式を貸借や担保などに活用する金融ユーティリティーの拡大が重要になるとの見方を示した。

参考:グレースケール
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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