リップル、アフリカ決済大手フラッターウェーブへ戦略投資。RLUSDとXRPLを決済基盤に統合へ

RLUSDとXRPLをフラッターウェーブ決済基盤へ統合

アフリカの決済インフラ企業フラッターウェーブ(Flutterwave)が、リップル(Ripple)から戦略的投資を受けたことを6月16日に発表した。

今回の投資はフラッターウェーブのシリーズE資金調達ラウンドの一環。同社の評価額は32億ドル(約5,131億円)となった。なおリップルによる投資額は明らかにされていない。

フラッターウェーブは、アフリカ各国で決済インフラを展開する企業だ。同社は、これまでに累計10億件超の取引を処理しており、取扱高は500億ドル(約8.02兆円)を超えるという。また同社は、これまでに総額5億ドル(約802億円)超を調達している。

今回の提携では、リップルの米ドル建てステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」、グローバル決済ネットワーク「リップルペイメンツ(Ripple Payments)」、分散型台帳「XRPレジャー(XRP Ledger:XRPL)」をフラッターウェーブの決済インフラへ統合する。

フラッターウェーブによると、この提携は同社が進めてきた長期的なステーブルコイン戦略の一環だという。同社はこれまで、ステーブルコインを活用した清算、流動性、送金インフラの統合を進めてきたとしている。

今回の提携は主に3つの取り組みで構成されるとのこと。1つ目は、RLUSDをフラッターウェーブの決済レールおよび送金アプリ「センドアップ(Send App)」へ統合し、高取引量チャネル向けの主要な清算資産として活用すること。2つ目は、XRPLを利用して取引清算の高速化を図ること。3つ目は、統合APIを通じてフラッターウェーブの国内決済ネットワークとリップルペイメンツを接続することだ。

フラッターウェーブは、今回の統合により、アフリカにおけるクロスボーダー決済で課題となっている数日単位の決済・清算の遅延や高い為替マージンの削減を目指すとしている。また、現地カードやモバイルウォレット、銀行送金などの既存決済手段と、リップルのブロックチェーン技術を組み合わせることで、より迅速で効率的な決済基盤の構築を進めるとのことだ。

参考:フラッターウェーブ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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