ビットマインのイーサリアム保有量、554万ETH超に

BitMineがETH追加購入

ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の追加取得を6月8日に発表した。

発表によるとビットマインは、直近1週間で12万6,971ETHを購入したとのことだ。

6月7日時点の同社の暗号資産、現金、投資持ち分などの合計額は、96億ドル(約1.5兆円)超だという。内訳は、イーサリアム554万3,872ETH、ビットコイン204BTC、ビースト・インダストリーズ(Beast Industries)の株式持ち分1億8,000万ドル(約288億円)相当、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分8,800万ドル(約141億円)相当、そして現金2億4,700万ドル(約396億円)となっている。

ビットマインのETH保有数は、同社が基準とするETH総供給量(1億2,070万ETH)の約4.59%とのこと。この数字は、ETH総供給量の5%取得を目指す同社の投資戦略「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)」において、11カ月で目標の92%に到達したことを示すという。

また、ビットマインのステーキング済みETHの総量は471万8,677ETHとのこと。これは、1ETHあたり1,630ドル(約26万円)で換算すると約77億ドル(約1.2兆円)相当にあたるという。

ビットマインは、同社独自開発の機関投資家向けETHステーキングプラットフォーム「MAVAN(Made in America VAlidator Network)」の正式ローンチを3月25日に発表している。ビットマインによると、自社が保有するETHの一部は既にMAVANにステーキングされているという。

優先株公募の条件も決定

ビットマインは6月3日、9.50%シリーズA永久優先株式300万株の公募予定を発表した。その後、同社は6月5日、同優先株の公募条件を6月4日付で決定し、発行株数を350万株に増額したと発表した。公開価格は1株80ドル(約1万2,800円)で、決済は6月10日に予定されている。

同優先株は、1株当たり100ドル(約1万6,000円)の基準額に対し、年率9.50%の固定年率で累積配当が積み立てられる。調達純額は約2億7,380万ドル(約439億円)の見込みで、調達資金はETHなどのデジタル資産の追加取得、MAVANを含むステーキングおよびバリデータインフラの拡張、運転資金、イーサリアムエコシステムやデジタル資産普及に沿った戦略投資、自社株買いなどに使用される可能性があるという。

またビットマインの株式(BMNR)は、米国市場において売買代金の大きい銘柄としても注目されている。同社が引用する米投資調査会社ファンドストラット(Fundstrat)のデータによれば、6月5日時点でのBMNRの5日平均の1日当たり売買代金は8億2,900万ドル(約1,328億円)で、米国内株式の売買代金ランキングで148位に位置しているという。なお147位はワークデイ(Workday Inc.)で、149位はファイザー(Pfizer Inc.)となっている。

なおビットマインの株式は、4月8日の取引終了をもって米NYSEアメリカン(NYSE American)での取引を終了し、4月9日から同じティッカーシンボル「BMNR」でNYSEで取引されている。同社によると、上場企業としてのETH保有量はビットマインが世界最多で、暗号資産トレジャリーとしては、BTCを最大保有するストラテジー(Strategy)に次いで世界第2位だという。

参考:プレスリリース1プレスリリース2
画像:PIXTA

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田中柊也

「あたらしい経済」編集部
法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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