パシフィックメタがKomlock labを完全子会社化
パシフィックメタ(Pacific Meta)が、コムロックラボ(Komlock lab)を完全子会社化したと5月21日に発表した。
パシフィックメタは、日本を拠点に、AI×ブロックチェーン領域における事業開発・ソリューション提供・アクセラレーション事業を展開する企業。またコムロックラボは、ブロックチェーン×AIエージェント領域で事業展開する国内企業。なお同社は、2018年からブロックチェーンサービスの開発・運営を手掛けてきたクリプトゲームス(CryptoGames)のエンタープライズ部門の分社化により2024年に設立された。
パシフィックメタは本件により、コムロックラボが有するブロックチェーン開発およびAIエージェント領域の技術知見を取り込み、AIエージェントが自律的に契約・決済・価値交換を行う経済圏の実装に向けた研究開発・事業開発体制を強化すると伝えている。
具体的な取り組み例として、「AIエージェントによる自律決済・価値交換の技術検証」、「ステーブルコインやスマートコントラクトを活用した決済・資産管理基盤の開発」、「グループ企業を実証フィールドとした業務・財務・意思決定プロセスの高度化」、「AIエージェントが購買・決済を担うAgentic Commerce領域における新規事業・PoCの創出」などが挙げられている。
ダブルジャンプとの資本業務提携も発表
また同日、企業向けウォレットサービス「N Suite」提供のダブルジャンプトウキョウ(double jump.tokyo:DJT)が、パシフィックメタとの資本業務提携の契約締結を発表している。なお資本業務提携における契約内容など、詳細情報は明かされていない。
2026.5.21 14:00追記
「あたらしい経済」編集部がDJTへ確認を取ったところ今回の資本業務提携は、DJTがパシフィックメタへ出資した形となるものとのことだ。
発表によるとこの提携は、DJTが出資・協業を続けてきたコムロックラボのパシフィックメタグループへの参画と並行する形で進められるものだという。3社は、知見・技術・ネットワークを統合することで、AIエージェント×ブロックチェーン領域における事業展開を加速させるとのこと。
パシフィックメタとDJTは、コムロックラボとの連携のうえ、ブロックチェーン×AI領域における大型・先進的なプロジェクトについて、戦略パートナーとして共同で取り組むとしている。また両社が独自に蓄積してきたAIエージェントおよびウォレット領域の技術・知見を共有し、両社のプロダクト・サービスの競争力強化に活用するという。そしてパシフィックメタは、DJTのN Suiteについて、顧客企業への導入支援および販売パートナーとして連携するとのことだ。
参考:パシフィックメタ・double jump.tokyo
画像:iStocks/Sergey-Khakimullin