韓国中央銀行がCBDCに関する法的諮問委員会を発足

韓国中央銀行がCBDCに関する法的諮問委員会を発足

韓国の中央銀行である韓国銀行(Bank of Korea)が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行する際の法律上の問題点を検討するための諮問委員会を立ち上げたことを6月15日に発表した。

この諮問委員会は法学の教授やIT、財務を専門とする弁護士など6名の専門家で構成されており、CBDCを円滑に発行するためにどのような法律を改正または制定する必要があるかを明確にすることを目的としている。

リリースによると同委員会は2020年6月から2021年5月まで継続的に運営される予定となっている。

編集部のコメント

韓国銀行は今年4月からCBDC発行に関する新たなパイロットテストを開始しています。このパイロットテストは22か月に及ぶ長期間のプログラムとなっており、今回の法的諮問委員会の立ち上げはパイロットテストの最初の段階に位置付けられています。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/stockdevil,Guzaliia-Filimonova)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【3/29話題】FTX創業者に懲役25年、イーサリアムのBlobが碑文に使用でネットワーク混雑など

FTX創業者に懲役25年、詐欺などで=NY地裁、イーサリアムの「Blob」、「インスクリプション(碑文)」に使用されネットワーク混雑、米・英当局、制裁対象の露Garantex経由送金の200億ドルのUSDTを調査中=報道、BitwiseとFidelity、SECへ「現物イーサリアムETF」申請、トークン化ダイヤモンドへの投資が可能に、Oasis ProとAvalanche活用でDiamond Standardがファンド通じて、NFTとweb3ゲーム特化チェーン「WAX」がAWSと提携、「WAX AWS CDK」提供開始、アービトラムが、Azukiと共同で次世代アニメネットワーク「AnimeChain」立ち上げ、ヴィタリック、「リキッドステーキング」の中央集権化リスクに言及、マークアンドリーセンとGalaxy Digital、1kxのクリプトファンドに出資=報道、ビットコイン現物ETFに資金流入増、価格回復受け、ハッシュポート、FosunとRWA分野のジョイントベンチャー設立

マークアンドリーセンとGalaxy Digital、1kxのクリプトファンドに出資=報道

大手ベンチャーキャピタル(VC)アンドリーセンホロウィッツ(a16z)の共同創業者マーク・アンドリーセン(Marc Andreessen)氏が、暗号資産(仮想通貨)運用企業ギャラクシーデジタル(Galaxy Digital)らと共に、暗号資産(仮想通貨)系VCの1kx(ワンケーエックス)による最新のファンドに投資家として参加したようだ

ハッシュポート、FosunとRWA分野のジョイントベンチャー設立

HashPort(ハッシュポート)が、香港証券取引所に上場するFosun International Limited:Fosun(フォースンインターナショナルリミテッド)の子会社であるFosun Entertainment Japan:FEJ(フォースンエンターテイメントジャパン)と共同で、ジョイントベンチャー「Fosun Real World Asset:Fosun RWA(フォースンリアルワールドアセット)」を設立した