ポリマーケット、Pyth Proを価格データに採用。金・株など伝統資産市場に対応

ポリマーケットがPyth Proを統合し伝統資産市場を拡張

分散型オラクルネットワークのピス(Pyth)提供の「ピス・プロ(Pyth Pro)」が、予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)において、伝統資産コントラクトの価格データとして採用されたと4月2日に発表された。

ピス・プロ(Pyth Pro)は、ピスが提供するリアルタイム価格データサービスだ。取引所やマーケットメーカー、銀行など、実際に市場で価格形成を行う主体から直接提供されるデータをもとに、高頻度かつ高精度の価格情報を配信する仕組みとされている。

同サービスでは、ウェブソケット(WebSocket:WebサーバとWebブラウザの間で双方向通信できるようにする技術仕様)を通じて価格データが配信され、アプリケーション側は秒単位での価格更新を取得できる。今回の統合により、ポリマーケットではこのデータを1秒ごとに取得し、ライブチャートとして表示する。

こうした価格データは、ジャンプトレーディング(Jump Trading)やジェーンストリート(Jane Street)などを含む市場参加者から提供されている。

ポリマーケットでは、これらの価格データが予測結果の判定や市場の基準値として利用される。対象資産には、主要株価指数やコモディティ(商品)、米国個別株などが含まれる。具体的には、金、銀、WTI原油、天然ガスに加え、複数の米国株などが挙げられている。

またピスは、同社の価格データがオンチェーンおよびオフチェーンにまたがり、これまでに2.7兆ドル(約405兆円)超の取引量を支えてきたとしている。

さらにピスは、リアルタイムの価格フィードを確認できるインターフェース「ピス・ターミナル(Pyth Terminal)」も提供しており、ポリマーケットの市場を支えるデータの検証が可能とされている。

なおピスによると、株価指数やコモディティ、米国個別株は、ピス・プロを通じてポリマーケット上で利用可能となった最初の伝統資産クラスとのこと。今後は追加の資産や市場タイプの拡張も見込まれているとのことだ。

参考:Pyth
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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