ポリマーケット、DeFiインフラ「ブラフマ」買収

PolymarketがBrahma買収

予測市場プラットフォーム提供「ポリマーケット(Polymarket)」による、DeFi(分散型金融)インフラ提供「ブラフマ(Brahma)」の買収が3月18日に発表された。買収額は非公表だ。

今回の買収に伴いブラフマのチームは今後、ポリマーケットの技術基盤と製品の強化に取り組むとのこと。またブラフマは、自社が展開してきた各製品を今後30日以内に順次終了する予定だという。

ブラフマはこれまで、DeFiの活用を支援する製品として、ブラフマ・ストラテジー・ヴォールト(Brahma Strategy Vaults)、ブラフマ・アカウント(Brahma Accounts)、スワイプドットファン(Swype.fun)などを展開してきた。

同社の初期プロダクトであるブラフマ・ストラテジー・ヴォールトは、複数のDeFiプロトコルにまたがる複雑な操作を、単一の使いやすい画面にまとめた自動運用機能だ。

またブラフマ・アカウントは、DeFiの上級利用者やチーム向けの運用基盤として設計されたプロダクトとのこと。同プロダクトは、複数プロトコルにまたがる操作の統合や取引の自動化、エージェントを通じたプログラムベースの戦略実行に対応している。

同社によると、同プロダクトの取引量は10億ドル(1,583億円)超、TVLは1億ドル(約158億円)超、作成アカウント数は1万超に達したという。

そしてスワイプドットファンは、同サービスの利用者が保有するDeFiポジションとビザ(Visa)カードを連携させるプロダクトとのこと。このプロダクトにより利用者は決済を行いながら、運用中のポジションを維持できるという。

「フォーチューン(Fortune)」は3月18日、ブラフマの買収によって、ポリマーケットの小規模な予測市場に追加の流動性がもたらされる可能性があると報じた。

ちなみに、アルゼンチン・ブエノスアイレスの裁判所は3月16日、同国内からポリマーケットへのアクセスを遮断するよう命じた。この決定により、ポリマーケットへのアクセス遮断措置が講じられた中南米の国は、コロンビアに続いてアルゼンチンが2カ国目となった。

参考:フォーチューン
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

三菱UFJ銀行など5機関、トークン化金融市場の標準化へ新組織「GL1 Org」設立

三菱UFJ銀行や米銀行大手JPモルガン(JPMorgan)のブロックチェーン事業部門キネクシス(Kinexys by J.P. Morgan)など5機関が、シンガポールを拠点とする非営利組織「グローバル・レイヤー・ワン・オーガニゼーション(Global Layer One Organisation、GL1 Org)」の設立を11月4日に共同で発表した