ソラナ、AIエージェント向け信頼基盤「Agent Registry」公開

AIエージェントの信頼形成をオンチェーンで管理

レイヤー1ブロックチェーン「ソラナ(Solana)」は、AIエージェント向けのプロトコル「エージェント・レジストリ(Agent Registry)」を導入した。ソラナ公式Xアカウントで3月2日に投稿された。

同プロトコルは、エージェントマーケットプレイス、信頼スコアに基づく分散型金融(DeFi)プロトコル、自律型エージェント群による協働、APIやコンテンツの収益化などのユースケースが想定されているとのこと。

公式Xによると、同プロトコルはAI企業クアントゥAI(Quantu AI)による「ERC-8004」のソラナ実装として設計されているという。ERC-8004は、2025年8月に公開されたイーサリアム(Ethereum)の提案規格で、AIエージェント同士が事前の信頼関係なしに相互作用できる環境の整備を目的としている。エージェントの識別(Identity)、評価(Reputation)、検証(Validation)に関する仕組みを定義している。

ソラナではエージェント・レジストリを自律型AIエージェントのための「信頼基盤(トラストレイヤー)」と位置付けている。同プロトコルには、主に3つの機能が含まれる。

1つ目は「アイデンティティレジストリ」だ。AIエージェントごとに検証可能な識別情報を持たせる仕組みで、MCPやA2Aのエンドポイント、運用ウォレット、スキルやドメイン情報などを紐づけられる。これにより、エージェントの発見や識別を行いやすくする。

2つ目は「レピュテーションレジストリ」だ。エージェントに対するフィードバックや評価情報を蓄積する仕組みで、公開レジストリ上で実績を参照できるようにする。

3つ目は「バリデーションレジストリ」だ。AIエージェントが実行したタスクや成果物について、第三者が検証し、その結果を追跡可能にする仕組みである。

ソラナ公式Xはエージェント・レジストリについて、AIエージェントが認証情報を持って参加し実績(トラックレコード)を構築できる仕組みになると説明している。

 

参考:ソラナ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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