クロスミント、ソラナ基盤ステーブルコイン「USDPT」展開支援へ、ウェスタンユニオンと提携

クロスミントがウェスタン・ユニオンと提携

ステーブルコインインフラ企業クロスミント(Crossmint)が、米送金大手ウエスタンユニオン(Western Union)と提携し、同社が計画する米ドル建てステーブルコイン「USDPT」および「デジタル・アセット・ネットワーク(Digital Asset Network)」の展開を支援すると3月4日に発表した。

ウエスタンユニオンは200以上の国と地域で送金サービスを提供しており、130以上の通貨に対応している。同社は銀行口座やデジタルウォレット、店舗ネットワークを通じたグローバル送金インフラを展開している。

またウエスタンユニオンのデジタル・アセット・ネットワークは、ステーブルコインと同社の送金インフラを接続することを目的としたネットワークだ。ユーザーはデジタルドルを現地通貨へ交換でき、世界360,000以上の現金受取拠点を通じて資金を受け取れるとしている。

今回の統合により、クロスミントは自社プラットフォームを利用する開発者やフィンテック企業がUSDPTを既存のウォレットや決済機能を通じて利用可能にする予定だ。これによりソラナ(Solana)上での資金の即時移動や、デジタルドルでの価値保有が可能になるという。

今回の提携では、クロスミントのウォレットおよび決済APIと、ウエスタンユニオンのデジタル・アセット・ネットワークを統合する予定だ。これによりフィンテック企業や開発者が、USDPTを利用した送金や決済機能をアプリケーションに組み込めるようになるという。

また利用可能な地域では、ウエスタンユニオンの送金ネットワークを通じて資金の受取にも対応する見込みだ。

なおこの取り組みは、ウエスタンユニオンが昨年10月に導入計画を発表していた。USDPTはソラナ上で発行される予定のステーブルコインで、暗号資産(仮想通貨)カストディ企業アンカレッジ・デジタル・バンク(Anchorage Digital Bank)が発行を担うとされている。

USDPTは顧客や代理店、パートナー間の新たな送金手段としての利用のほか、同社の資金管理業務(トレジャリー)への活用も想定されているという。USDPTの提供開始は2026年前半が予定されている。

参考:クロスミント
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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