CoinbaseがTezosステーキングサービスの提供範囲を拡大

CoinbaseがTezosステーキングサービスの提供範囲を拡大

米暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbaseが、イギリス・フランス・スペイン・オランダの4か国でTezosのステーキングサービスの提供を開始したことを5月29日発表した。

Tezosのステーキングサービスとは、Coinbaseが全ユーザーを代表してTezosネットワークでステーキングを行い、そこで得られた報酬を各アカウントに分配するというサービス。該当国のCoinbaseユーザーは自分のCoinbaseアカウントにTezosを保持していれば定期的にこのステーキング報酬を手に入れることができるようになる。

リリースによると既存のステーキングサービスは煩雑でリスクを伴うものが多いが、Coinbaseは安全で簡単にTezosネットワークへ参加できる方法を提供するとのことだ。

このステーキングサービスはCoinbaseでTezosを買うか、CoinbaseアカウントにTezosを転送することで開始することができ、35~40日間の最低保持期間を満たせば、以降3日ごとに報酬が振り込まれる。Tezosネットワークへの参加者の数にもよるが、年間で5%程度のリターンが見込めるとのことだ。

なおステーキングによる報酬は、Coinbaseのアプリにてリアルタイムで確認可能である。

編集部のコメント

今回のニュース以前でのCoinbaseのTezosステーキングサービス提供は、2019年11月からアメリカで開始していました。サービス開始から現在までのステーキング報酬の総額は200万ドルに上るとのことです。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:antoniokhr,liuzishan)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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