OmiseGO(OMG)がCoinbase Proに新規上場

OmiseGO(OMG)がCoinbase Proに新規上場

暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbaseが、同社の提供する個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase ProにてOmiseGO(OMG)を新規上場することを5月15日に発表した。

OMGは5月18日よりCoinbase Proアカウントへの転送が可能になり、早ければ19日より取引が可能になる予定だ。

対応するペアはOMG-USDとOMG-BTCの2種類となっており、流動性が確保され次第、OMG-EURやOMG-GBPなどのペアを追加していくとのこと。

Coinbaseの管轄内のユーザーであれば直ちにOMGを利用できるようになるが、ニューヨーク州のユーザーのみ適応外となっている。

最初は転送のみ受け付けとなっており、その後指値注文の受付、指値注文のマッチング、成行注文および逆指値注文の受付と順次対応していくとのこと。

編集部のコメント

OMGは決済プラットフォームOmise上で発行される暗号資産です。Omiseは東南アジアを拠点とするブロックチェーン企業SYNQA(旧Omise Holdings、CEO:長谷川潤氏)によって開発されている決済プラットフォームで、VISAやPayPalなどの決済システムとイーサリアムなどの分散型ブロックチェーンの間での資金移動を容易にすることを目指しています。

ちなみに同社のアドバイザーにはイーサリアム(ETH)を考案したVitalik Buterin(ヴィタリック ブテリン)氏が参画しています。また、野村HDや三井住友フィナンシャル・グループ、三井不動産やアユタヤ銀行が同社への出資を行っています。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:dalebor)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【3/27話題】ビットフライヤーがエルフトークン(ELF)取り扱い延期、米司法省がクーコインを刑事告訴など

ビットフライヤー、エルフトークン(ELF)取り扱い延期。取引開始直前で、アバランチのアバラボ、東証スタンダード上場マツモトと協業。ゲーム開発で、米司法省がクーコインと創業者らを刑事告訴、AML法違反で、CFTC、イーサリアムを含む暗号資産を「商品」と再度主張、クーコイン提訴訴状の中で、ナイジェリアで拘束のバイナンス幹部1名が逃亡、政府はインターポールに支援要請=報道、サムアルトマンの「ワールドコイン(WLD)」、ポルトガルからデータ収集の停止命令、米サークルの「CCTP」がソラナに対応、8ネットワーク間で「USDC」転送可能に、ジャスミー(JMY)、パナソニック関連会社と協業開始、暗号資産決済「Slash」、独自トークン「SVL」のエアドロップ実施へ