米国株式トークン化資産「xStocks」、サービス公開135日で総取引高10Bドル突破

xStocksの総取引高が1.5兆円超

株式トークン化プロダクト「xStocks」が、サービス公開から135日で総取引高100億ドル(約1.5兆円)を突破した。xStocksの公式Xアカウントで11月12日に発表された。

xStocksは、スイス拠点の資産トークン化企業バックド(Backed)と米暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が共同開発し、6月30日に提供開始された。xStocksでは、米国主要企業の株式やETF(上場投資信託)がトークン化されている。これらのトークン化株式は実際の株式に1:1で裏付けられており、DeFi(分散型金融)上で24時間365日取引が可能だ。

クラーケンによると、総取引高100億ドルのうち約20億ドル(約3,080億円)がオンチェーン取引だったという。また、オンチェーン上でxStocksを保有するユニークホルダー数は4.5万超となっており、xStocksエコシステムのAUM(運用資産残高)は合計で1億3,500万ドル(約207億円)に達しているとのこと。

ちなみにバックドは11月7日、海外暗号資産取引所バイビット(Bybit)および、イーサリアム(Ethereum)レイヤー2ネットワークのマントル(Mantle)とともに、xStocksをマントル上で提供するための戦略的提携を結んだ。xStocksの発行はバックドが担い、バイビットはマントルネットワークを通じたxStocksの入出金に対応する予定とのこと。

なお、xStocksはソラナ(Solana)上で最初にローンチされた後、イーサリアム(Ethereum)やBNBチェーン(BNB Chain)、トロン(Tron)上でも展開されている。 

参考:クラーケン
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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