ジーイエット(旧マックハウス)、9月ぶりにビットコイン追加購入

ジーイエットが1億円でビットコイン追加購入

衣料品の販売店舗を全国に展開する東証スタンダード上場企業のジーイエット(旧マックハウス)が、ビットコインの追加購入を11月5日に発表した。今回の追加購入は9月30日以来の実施となる。

発表によると今回ジーイエットは11月5日に、1億円で6.373BTCを購入したという。1BTCあたりの購入単価は1,569万1,197円とのこと。

これにより同社のビットコイン総保有数は124.8079BTCとなった。購入金額は21億円、購入平均単価は1,682万5,857円となっている。

以前の発表によるとジーイエットのビットコインへの投資方針は、価格変動リスクに対応するために安定的かつ柔軟なドルコスト平均法(定期的・定額取得)を主軸とし、必要に応じて機動的な一括取得を併用する戦略をとるとのこと。

通常時はドルコスト平均法により継続的な取得を行い、世界情勢や市場の急変動によって価格が大きく下落した際には、状況を的確に見極めたうえで取得タイミングと金額を調整した一括取得を実施するという。これにより市場変動に柔軟に対応しつつ、長期的な資産形成と事業の安定化を図るとのことだ。

これにより同社は、中長期的に1,000BTC以上の保有を目指している。

またジーイエットは8月21日、米ナスダック(NASDAQ)上場のコインチェックグループ(Coincheck Group)の完全子会であるネクストファイナンステック(Next Finance Tech)と暗号資産(仮想通貨)の戦略的運用および関連事業展開に向けた基本契約の締結を発表している。

これにより両社は、ステーキングを通じた利回り生成の検証、リスク管理フレーム整備及び法令・制度上の適合性確認を8月から開始している。

なおジーイエットは、事業多角化を理由に、9月18日付で商号をマックハウスから現名称に変更している。

参考:ジーイエット
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した