Sonic Labs、「S」販売でギャラクシーから10Mドル調達、米国への事業拡大に向け

Sonic Labsがギャラクシーから10Mドル調達

EVM互換レイヤー1(L1)ブロックチェーンのソニック(Sonic)の開発を主導するソニックラボ(Sonic Labs)が、暗号資産(仮想通貨)運用企業のギャラクシーデジタル(Galaxy Digital Holdings)に対し、同チェーンのネイティブトークン「S」を販売し、1,000万ドル(約14億7,450万円)の資金調達を実施したことを5月12日に発表した。

発表によると今回の資金調達は、米国市場への事業拡大およびDeFi(分散型金融)エコシステムの開発に充てられるとのことだ。

ソニックラボのCEOであるマイケル・コン(Michael Kong)氏は「ギャラクシーを戦略的投資家として迎えることは、資本面のみならず、計り知れない価値をもたらします。彼らは米国とアジア市場における幅広い人脈と知見を有しており、ソニックのエコシステムにとって非常に有益なものとなるでしょう」とプレスリリースにてコメントしている。

なおギャラクシーデジタルは4月7日、米ナスダック(Nasdaq)への上場予定を発表している。5月16日に「GLXY」のティッカーシンボルで上場するようだ。

またギャラクシーデジタルは5月7日、機関投資家向けの暗号資産(仮想通貨)カストディソリューションを提供する英ゾディアカストディ(Zodia Custody)との提携を発表している。この提携によりギャラクシーのステーキングサービスを欧州へ戦略的に拡大すると伝えられている。 

参考:ソニックラボギャラクシーデジタルギャラクシーデジタル2
画像:iStocks/BadBrother

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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