MoonPay、TRONと提携で米国でのTRXサポート開始

MoonPayとTRON DAOが提携

暗号資産(仮想通貨)決済プロバイダー「ムーンペイ(MoonPay)」とトロンダオ(TRON DAO)が提携したことが5月7日に発表された。

トロンダオは、トロン(Tron)ブロックチェーンの運営とエコシステムの成長を担うDAO(分散型自律組織)。

今回の提携により「ムーンペイ」では、米国ユーザー向けにトロンのネイティブトークン「TRX」のサポートを開始。同プラットフォームから米国全土のユーザーは、クレジットカードやデビットカード、銀行振込、Apple Pay、Google Payなどで「TRX」の購入が可能になったとのことだ。

「ムーンペイ」はTRXの他、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など100銘柄以上の暗号資産の売買・交換ができるプラットフォームだ。

今年に入り「ムーンペイ」の運営会社は、決済プラットフォーム提供の「ヘリオ(Helio)」を1億7,500万ドル(約276億円)で買収していた。また3月にはAPIに特化したステーブルコイン企業アイアン(Iron)の買収を「ムーンペイ」は実施している。

参考:ムーンペイプレスリリース
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/17話題】交換業取扱の暗号資産105銘柄が金融商品対象に、デフコンがリミポ前代表をアドバイザーに、イオレとANAPがBTC購入など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

BNY、ステーブルコイン準備金専用マネーファンドを提供開始

米金融サービス大手バンク・オブ・ニューヨーク(BNY)が、ステーブルコイン発行者向けの準備金運用に特化したマネーマーケットファンド「バンク・オブ・ニューヨーク・ドレファス・ステーブルコイン・リザーブ・ファンド(BNY Dreyfus Stablecoin Reserves Fund:BSRXX)」を提供開始すると11月13日に発表した

ジェフリー・エプスタイン、暗号資産税制への影響力行使を模索していたか。財務省への働きかけも=報道

米国で未成年者人身売買などの罪で起訴され、2019年に収監中に死亡した金融実業家ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)氏が、2010年代後半に暗号資産(仮想通貨)政策や税制をめぐる議論に関与していたことが、米議会が公開した新たなメール群から明らかになった