Semler Scientificがビットコイン追加購入、総保有数3467BTCに

Semler ScientificのBTC保有数が3467BTCに

米ナスダック上場の医療機器メーカー、セムラーサイエンティフィック(Semler Scientific)が、ビットコインの追加購入を4月30日に発表した。

同社は、4月25日から29日の間に165BTCを約1,570万ドル(約22.4億円)で取得。手数料と経費を含む1BTCあたりの平均取得額は約94,931ドル(約1,357万円)だった。

発表によると、セムラーサイエンティフィックは4月29日時点で合計3,467BTCを保有。取得総額は約3億610万ドル(約437億円)で、1BTCあたりの平均取得価格は88,263ドル(約1,261万円)とされている。

なお記事執筆時点でのBTC価格は、約9万4,310ドル(約1,348万円)となっている。

また同社は、年初来におけるBTC利回りが23.8%に達したと報告している。

今回の購入資金には、ATM(アット・ザ・マーケット)オファリング契約による調達資金が活用されたという。

ATMオファリングは、株式の追加オファリングの一種であり、上場企業が時間をかけて資本を調達するために利用する手法だ。上場企業が新規発行した株式または既に所有している株式を、指定された証券会社を通じて、現行の市場価格で二次取引市場に段階的に売却する。

なおセムラーサイエンティフィックが最後にBTCの追加購入を報告したのは4月25日。同社は2月14日から今年4月24日の間に合計約1,000万ドル(当時のレートで約14億円)で111BTCを取得しており、1BTCあたりの取得額は約9万124ドル(当時のレートで約1,280万円)だった。

参考:セムラーサイエンティフィック
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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