メタプラネットが株式分割へ、株価急騰で

流動性向上と投資家層拡大目指す

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、株式分割に関する取締役会決議を2月18日発表した。

メタプラネットは2024年7月30日に10株を1株に併合したが、株価上昇に伴い現在の株式購入の最低額が50万円以上になっている状況だ。これを受けてメタプラネットは、株式分割により投資単位当たりの金額を引き下げることで、流動性の向上と投資家層の拡大を図るという。

分割比率は1株につき10株とし、2025年3月31日を基準日として実施する。なお分割の効力発生日は2025年4月1日だ。

今回の株式分割により、発行済株式総数は39,168,334株から391,683,340株に増加するという。

新株予約権の行使価額も、分割比率に応じた調整が行われる。

新株予約権の行使価額は、調整前の5,555円から556円になり、下限行使価額は調整前の2,555円から256円に変更となる。これらの計算は、1円未満の端数が四捨五入されている。

なお、今回の株式分割に際して、資本金の額の変更はないという。

また、株主優待制度については、現行を維持する予定だが、決定次第発表するとしている。

参考:メタプラネット
画像:iStocks/Thinkhubstudio

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