アップホールドが英国でステーキングサービス再開、法律改正の影響か

Upholdが英国でステーキング再開

暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームを提供する「アップホールド(Uphold)」が、英国居住者向けにステーキングサービスを再開したと2月3日発表した。

「アップホールド」のステーキングサービスでは、コスモス(ATOM)、クサマ(KSM)、キャスパー(CSPR)、ポルカドット(DOT)、インジェクティブ(INJ)、ニア(NEAR)、ジリカ(ZIL)、ソラナ(SOL)、テゾス(XTZ)、ソングバード(SGB)、アプトス(APT)、アクセラー(AXL)、アバランチ(AVAX)、フレア(FLR)、イーサリアム(ETH)、ポリゴン(POL)、カルダノ(ADA)、オアシスネットワーク(ROSE)、ヘデラ(HBAR)といった19銘柄がサポートされている。

なお、同ステーキングサービスは現在英国のみで提供されているが、米国および欧州での提供に向けた取り組みも進められているとのことだ。

英国財務省は今年1月31日、暗号資産のステーキングを集団投資スキーム(CIS)またはファンドの定義から除外するための法改正を施行した。この改正により、英国における「アップホールド」のステーキングサービス再開に影響を与えた可能性があるとみられる。

ちなみにステーキングとは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで発行される暗号資産について、一定量のロックなどを行うことで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、チェーンの安定稼働へ貢献することにより、報酬を獲得する行為だ。

そしてステーキングサービスでは、サービス提供事業者がユーザーから預かっている同サービス対象暗号資産のうち、同事業者が指定する数量につきステーキングを行い、その結果受領するステーキング報酬の一部を、ユーザーに付与するサービスとなっている。

参考:アップホールドステーキングの法律改正
画像:iStock/Aramyan

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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