トランプ一族のDeFiプロジェクト、大統領就任式前に複数銘柄の暗号資産を大量購入、ENS取得も

ラップドビットコインやイーサリアム、複数のDeFi銘柄も

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と、その家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLF)」が、大統領就任式の数時間前に多額の暗号資産を購入していたことが分かった。オンチェーン追跡プラットフォームのアーカム(ARKHAM)から確認できる。

アーカムのブロックチェーンデータによると、「WLF」のウォレットアドレスは、2,350万ドル(約37億円)相当のラップドビットコイン(WBTC)、2,900万ドル(約45億円)相当のイーサリアム(ETH)、440万ドル(約6.8億円)相当のアーベ(AAVE)、450万ドル(約6.9億円)相当のトロン(TRX)を購入。また、インテント・ベースの取引プロトコル「カウ・プロトコル(Cow Protocol)」を通じて、450万ドル(約6.9億円)相当のエセナ(ENA)と550万ドル(約8.5億円)相当のチェーンリンク(LINK)を購入したようだ。

また「WLF」は、トランプ氏の就任式前日の1月19日にもイーサリアム(ETH)を14,403ETH(4,800万ドル相当:約74.4億円)を購入していた。

またイーサスキャンのデータによれば、1月19日に「WLF」は、イーサリアムのアドレスに任意の名前をつけることができるサービス「イーサリアム・ネーム・サービス(Ethereum Name Service:ENS)」を通じて、worldliberty.eth、trumpcoin.eth、erictrump.eth、barrontrump.ethの4つのドメイン名を取得してる。

参考:アーカムイーサスキャン
画像:iStock/Abscent84

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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