キャプテン翼の「Captain Tsubasa -RIVALS- on TG」、BNB Chainの「BNBインキュベーションアライアンス」受賞

Captain Tsubasa -RIVALS- on TGがBNBインキュベーションアライアンス受賞

『キャプテン翼』のIPを用いたテレグラム(Telegram)ミニアプリ「Captain Tsubasa -RIVALS- on TG」が、「BNBインキュベーションアライアンス(BIA)」の第2ラウンドにて受賞した。「BNBチェーン(BNB Chain)」の公式ブログにて9月25日発表された。

「BIA」は、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binance(バイナンス)の独自ブロックチェーン「BNBチェーン」によるプロジェクト支援のインキュベーションプログラム。今回の第2ラウンドでは「BNBチェーン」の他、バイナンスラボ(Binance Labs)やドラゴンフライ(Dragonfly)、アニモカブランズ(Animoca Brands)、グミ(Gumi)、パンテラ(Pantera)などの審査員が受賞者を選出した。

なお今回の受賞者には、AIを活用したポートフォリオを個人投資家に提供する「パイモン(Paimon)」と現実世界の資産(RWA)を取引可能にする「Allo.xyz」が選出されている。

これら受賞プロジェクトには、「Most Valuable Builder(MVB)プログラム」に優先的に選出され、最大30万ドル相当のサービスが付帯した「LaaS(ローンチアズアサービス)パッケージ」へのアクセスが可能になるという。

「MVBプログラム」は、「BNBチェーン」 エコシステムの成長に重点を置いたビルダー、創設者、開発者向けの4週間のアクセラレータープログラム。同プログラムは、 バイナンスのベンチャーキャピタルおよびインキュベーション部門であるバイナンスラボとコインマーケットキャップ(CoinMarketCap)によるスタートアップ向け独占アクセラレータプログラム「CMC Labs」が共同運営している。 ・同プログラムでは、「BNBチェーン」のビジネス開発チームと「バイナンスラボ」の投資チームとの1対1のメンターシップや、BNBチェーンエコシステムサポート、コインマーケットキャップのチャネル全体での認知向上、バイナンスラボからの資金調達の機会が得られるという。

また「LaaSパッケージ」は、「BNBチェーン」によるDapps(分散型アプリケーション)の立ち上げのための無料のワンストップサービスだ。本来年間10万ドルかかるRPCサービスやRaaS(ロールアップアズアサービス)、カストディサービスなど合計で30万ドルかかるサービスがすべて無償で提供される。

また監査パートナー・ローンチプール(Launchpool)、DEX(分散型取引所)などのBNB Chainエコシステムパートナーとの接続や、「BNBチェーン」による人材採用支援、「Binance Web3 Wallet」または「Trust Wallet」の統合の可能性、「BNBチェーン」による潜在的なマーケティング機会、「キーオピニオンリーダー(KOL)」の紹介、総合マーケティング戦略と共同マーケティング支援、 オフラインイベント協力なども得られるとのことだ。

参考:BNBチェーン
画像:iStocks/Yevheniia-Matrosova

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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