オーケーコインジャパン、Optimismチェーンのイーサリアム(ETH)に対応へ

オーケーコインジャパン、「オプティミズム」ETHに対応へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所オーケーコインジャパン(OKCoinJapan)が、同取引所にて取り扱う暗号資産イーサリアム(ETH)において、新たに「Optimism(オプティミズム)」チェーン(ネットワーク)に対応することを3月15日発表した。3月21日17:00より対応開始するとのこと。

なお「オプティミズム」は昨年6月に「OP Mainnet(OPメインネット)」に名称を変更しているが、便宜上旧名が使われるケースが多い。

今回の対応により同取引所では、「イーサリアム(Ethereum)」および「アービトラムワン(Arbitrum One)」、そして「オプティミズム」のネットワーク上のETHが入出庫(受取/送金)出来るようになるとのことだ。

ちなみに各ネットワークの出庫手数料(最小)は、「イーサリアム」が0.005ETH。「アービトラムワン」および「オプティミズム」は0.0005ETHとなっている。

オプティミズム(OPメインネット)とは

「OPメインネット」は、OPラボ(OP Labs)開発のイーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューション。

「OPメインネット」が採用するスケーリング技術「オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollups)」では、正当性の検証方法をレイヤー1(イーサリアム)に提出されるデータはすべて正当なものであるという「楽観的(オプティミスティック)」な前提に基づいて検証を行う手法にて、スケーラビリティを確保している。

なお「ロールアップ」とは、元となるブロックチェーンのセキュリティなどを活用しながら、ガス代(ネットワーク手数料)やネットワークの混雑解消を図るスケーリング技術のことだ。

関連ニュース

参考:オーケーコイン・ジャパン
images:iStocks/primo-piano

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる