マスターカード、暗号資産決済ムーンペイと提携

マスターカードとムーンペイが提携

暗号資産(仮想通貨)決済プロバイダのムーンペイ(MoonPay)が、決済大手の米マスターカード(Mastercard)との提携を10月26日発表した。

発表によるとこの提携によりムーンペイは、「マスターカードクリプトクレデンシャル(Mastercard Crypto Credential)」が利用可能になるとのこと。「マスターカードクリプトクレデンシャル」は、ブロックチェーン技術での取引の信頼性を高め、取引をより便利にするマスターカードの取り組みだ。

またその他にも両社はムーンペイのweb3スタックを、米国内のリアルタイム送金を可能にする「マスターカードセンド(Mastercard Send)」やオンライン決済ツール「クリックトゥペイ(Click to Pay)」と統合する方法についても検討するとのことだ。

ムーンペイは、マスターカードの製品とソリューションの導入に緊密に協力し、暗号資産業界全体の信頼性とコンプライアンス、効率性をさらに高めると述べている。

ムーンペイの共同創業者兼CEOのアイヴァン・ソト=ライト氏は「Web3とデジタル経済の著名なサポーターであるマスターカードと協力して、顧客ロイヤルティとエンゲージメントを再定義できることに興奮している」とリリースでコメントしている。

昨年6月にマスターカードは、複数のNFTマーケットプレイスらとマスターカード決済の導入に取り組むにあたり、ムーンペイと連携することを発表していた。

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参考:ムーンペイ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/jir

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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