野村證券とKudasai、学習アプリ「Web3ポケットキャンパス」のコンテンツ強化で連携開始

野村證券とKudasaiがコンテンツ強化で連携開始

Kudasaiと野村證券が、Web3学習アプリ「Web3ポケットキャンパス」のコンテンツ強化を目的とした連携開始を10月20日発表した。

「Web3ポケットキャンパス」は、野村證券が2023年5月にリリースしたアプリで、ビジネスで活用できるWeb3やブロックチェーンに関する知識の体系的な整理に役立つカリキュラムと学習支援機能を提供している。

同アプリは今後、法人顧客に活用してもらうことを予定しているとのこと。セキュリティ・トークンによる資金調達機会が増える中、投資家および発行体のすそ野を広げる活動につなげていくにあたり、事業会社内でのWeb3に関する知識獲得の機会や有識者層の拡大が急務と野村證券は考えたという。そこで今回同社は、学びの機会をさらに深め、加速していくためにKudasaiと連携したと伝えている。

今回の連携によりKudasaiは、「Web3ポケットキャンパス」に対して、コンテンツ提供および海外事業者が提供する最新コンテンツを紹介し、教育コンテンツの拡充を図るとのこと。

なお現在決定しているコンテンツ提供元企業は、世界最大のWeb3開発プラットフォームであるAlchemy(アルケミー)やセキュリティ対策企業であるSlowMist(スロウミスト)、超低レイテンシーのDeFi(分散型金融)を可能にする独自のブロックチェーン配信ネットワーク「BDN」を提供するbloXroute(ブロックスルート)の3社とのことだ。

Kudasaiは、国内最大級の暗号資産コミュニティ「KudasaiJP」を運営する企業。同社はこれまでDeFi・インフラストラクチャ・ゲームなど多岐にわたる分野においてWeb3および暗号資産プロジェクトのファウンダー等を招待し、3年間で200件以上の勉強会や記事作成、メディアへの出稿などを行なってきた実績を持つ。

なおKudasaiは今年3月、「国内プロジェクトの海外進出支援」、「海外プロジェクトの日本進出支援」、「コンサルティング/アドバイザリー支援」などのWeb3.0企業支援事業を開始した。また「KudasaiJP」のDAO化を進め、コミュニティメンバーの支援プロジェクトへの貢献に対して報酬を付与する仕組み等の整備も開始している。

その他にもKudasaiは今年6月、エッグフォワード開発の仕事マッチングが行えるweb3プラットフォーム「WAVEE」の連携事業者として提携している。

またKudasaiは、本メディア「あたらしい経済」を運営する幻冬舎と、企業向けWeb3コミュニティ「Web3 Business Hub」を今年12月より開設する予定となっている。

詳細なコミュニティ概要と参加申し込み方法は以下の通りだ。ぜひご興味のある企業様はページ下部の申し込みフォームよりお問い合わせいただきたい。

「Web3 Business Hub」コミュニティ概要

◯名称
「Web3 Business Hub」

◯実施内容
・イベント開催(毎月1回以上/リアル or オンライン)
・ネットワーキングイベント開催(四半期毎/リアル)
・スポットコンサルティング機会の提供(毎月/指定日に参加いただける方)
・会員限定レポートの配信(毎月1本以上)
・「あたらしい経済」実施企画(記事・ポッドキャスト・YouTube)へ参加の優先案内(都度ご案内)
・「KudasaiJP」実施企画への参加の優先案内(都度ご案内)
・海外カンファレンス同行ツアー(都度ご案内 要:追加料金)

◯「Web3 Business Hub」のココがオススメ!
・国内外のWeb3に関する最新情報がキャッチアップできる
・初心者向けから中上級者向けまで、幅広い学びの機会が得られる
・「あたらしい経済」や「KudasaiJP」にスポットコンサルティングを通じ、個別の事業相談が実施できる
・「あたらしい経済」や「KudasaiJP」の企画に参加できるチャンスも多数

◯コミュニケーション方法
ローンチ当初は会員様向けにメール/ニュースレター配信にてイベントやレポートなど、各種のご案内をさせていただきます。追ってコミュニティツールの導入も検討予定です。

◯参加費用
早期申し込み特別価格 1社:月額50,000円+税 (12ヶ月分:合計600,000円+税からの申し込となります)
※上記は早期申込の先着20社様限定の価格です。
※1社あたり最大10名までメンバー登録させていただきます。11名を超える場合は別途お見積りさせてください。

◯お申し込み
以下フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。担当者より折り返しご連絡させていただきます。

→申し込みこはこちら「Web3 Business Hub」 

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参考:野村證券
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Lidiia-Moor

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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