米コインベースがライトニングネットワーク導入決定、CEO言及

米コインベースがLN導入決定

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、ビットコイン(BTC)のライトニングネットワーク(Lightning Network:LN)の導入を決定した。同取引所CEOのブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏が自身のX(旧ツイッター)にて9月13日報告した。

これにより米コインベースのユーザーは、LNにてBTCの入出金が可能になる予定。

なおアームストロング氏はLN導入開始時期について「統合に時間がかかるため、しばらくお待ちください」と伝えている。

ライトニングネットワークは、ビットコインブロックチェーンのオフチェーン・スケーリングソリューション。ブロックチェーンの外で取引を行うオフチェーン取引により、BTCの決済速度の向上や少額決済(マイクロペイメント)、安価な送金手数料を実現する技術である。

アームストロング氏は7月27日、ツイッターにて「暗号資産の次のステップは、世界的に支払いを即時かつ無料にすること」とコメント。続けて「これにはコインベースも含め、レイヤー2の統合やより良いオンランプ(法定通貨から暗号資産への交換)、よりシンプルなUXやオンボーディングなど私たち全員が多くの作業を行う必要がある」とし、「平均的な支払いを1セント以下にし、1秒以内に確認することが達成できれば、暗号資産へ決済が移行するのは桁違いに増えると思う(以下略)」と自身の見解をツイートした。

それに対しビットコインおよびLNの普及を進めるブロック(Block)CEOのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏が「なぜビットコインやライトニングを無視し続けるのか?どの暗号資産がより優れた送金プロトコルなのか、またその理由は?」とリプライをした。

そのリプライについてアームストロング氏は「ライトニングをどのように追加するのがベストか検討しているところだ。簡単なことではないが、やる価値はあると思う。ビットコインでの決済が普及することには大賛成だ」と反応し、ドーシー氏へ「一緒に作りましょう」と返答していた。

なお大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)は7月17日、同取引所におけるビットコイン(BTC)の入出金についてライトニングネットワーク(Lightning Network)の対応を開始している。

バイナンスは今年5月、ネットワークの混雑を理由にビットコインの出金を一時的に停止し、報酬となるネットワークの使用手数料を調整することで、ビットコインの出金停止の再発を防ぐと説明していた。

その際にバイナンスは、同様の問題が生じてもビットコインの出金を可能にする為に、ライトニングネットワークとの統合に向けて取り組んでいることを併せて報告していた。

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デザイン:一本寿和
images:iStocks/sakkmesterke・LongQuattro

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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