仏大手銀行ソシエテ・ジェネラル、ユーロ建てステーブルコイン発行。イーサリアム上で

ソシエテ・ジェネラルがユーロ建てステーブルコイン「EURCV」発行

仏大手銀行ソシエテ・ジェネラル(Societe Generale)の暗号資産(仮想通貨)部門SGフォージ(SG Forge)が、ユーロ(EUR)建てのステーブルコイン「EURコインバーチブル:EUR CoinVertible」の発行を4月20日に発表した。

「EURコインバーチブル」は、イーサリアム(Ethereum)のパブリックブロックチェーン上に発行されるという。なおティッカーシンボルは「EURCV」となるとのこと。

発表によると「EURCV」の発行は、「オンチェーン取引に対応した堅牢な決済資産」「オンチェーンでの流動性調達・リファイナンスソリューション」、「マージンコールなどの日中流動性ニーズへのソリューション」などを求める顧客の声に答えたものであるという。

また「EURCV」は、デジタル資産に適用されるフランスの法的枠組みに従い設計されている他、従来の資本市場とデジタル資産エコシステムの間のギャップを埋めるように設計されているとのことだ。

「EURCV」は今後数ヵ月のうちに、評判の高いデジタル資産取引所や信頼できる第三者プラットフォームと協力し、取引所へ上場させる予定とのこと。

なお「EURCV」の利用は、KYC(顧客身元確認)やAML/CFT(マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策)などのソシエテジェネラルグループによるコンプライアンス手続き完了し、同社のプラットフォームに登録した投資家に限定されるとのことだ。

ソシエテ・ジェネラルは、フランスにおいてBNPパリバに次ぐ大手銀行だ。またSGフォージは昨年2022年にフランスの金融当局のデジタル資産サービスプロバイダー(DASP)リストへ登録を行っている(承認待ち)。

またソシエテ・ジェネラルは2021年4月に、テゾス(Tezos)のパブリックブロックチェーン上にセキュリティトークン(証券トークン)を発行している。その際に発行されたトークンは500万ユーロ(当時約6億円)相当の仕組み商品としてグループ会社のソシエテ・ジェネラルアシュアランス(Societe Generale Assurances)が全額取得したとのこと。

ソシエテ・ジェネラルアシュアランスについては、2019年4月にイーサリアムブロックチェーン上で1億ユーロ(当時約130億円)相当のカバーボンド(債権担保付き社債)のセキュリティトークン発行や、フランスの中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実験として2020年5月に4,000万ユーロ(約50億円)相当のカバーボンドセキュリティトークンを発行している。

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参考:ソシエテ・ジェネラル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/AdrianHancu

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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