FUELHASH、「クリプトレンディング」でバイナンスコイン(BNB)取扱い開始

FUELHASHが「クリプトレンディング」でBNB取扱い

国内でビットコインマイニングサービスなどを提供するFUELHASH(フエルハッシュ)が、同社提供の「クリプトレンディングサービス」でのバイナンスコイン(BNB)取り扱い開始を11月16日発表した。

同社によると国内暗号資産交換業および暗号資産関連サービスにおいて、BNBを取り扱うのは初の事例となるとのこと。なおBNBは BNBスマートチェーン(BSC)上のBEP20規格のトークンとなる。

BNBを対象としたこのサービスは、貸出期間が45日・60日・90日のメニューが3つある。40日では年利換算利率2.75%、60日は3.25%、90日は3.75%だ。最小預入数量は各メニュー0.1BNBとなるとのこと。

なお同社の「クリプトレンディングサービス」ではBNBの他、現在USドルコイン(USDC)、テザー(USDT)、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラッシック(ETC)が取り扱われている。

このサービスは暗号資産を貸し付けることで、ボラティリティに関係なく、決められた利率で暗号資産による利益が得られる。

しかし、あくまでも暗号資産により利用料が受け取れるサービスの為、暗号資産の保有量は増えても貸出を開始した日よりも暗号資産の市場価格が下がっていれば損失を被る可能性がある。

また万が一、事業者が破綻した際は、貸付けた暗号資産が返還されない。さらに貸付期間中にサービスが停止できない場合や、途中解約手数料がかかることがある。暗号資産レンディングサービスは以上のリスクを踏まえて利用することが注意点だ。

関連ニュース

米コインベース、ビットコイン担保による現金貸出サービス開始

米コインベースが暗号資産貸付サービス提供を中止

タイSEC、企業提供のステーキングとレンディング禁止の方針へ

暗号資産レンディングは証券か? 米企業ら、利息付き商品への規制明確化を要望

【解説】レンディングとは何か? 暗号資産でインカムゲインを得る選択肢

デザイン:一本寿和
images:iStocks/Lidiia-Moor

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道