LINEの暗号資産「リンク(LN)」、フォビグローバルに上場へ

LNがフォビグローバルに上場へ

LINEの独自暗号資産(仮想通貨)リンク:LINK(LN)が、海外取引所フォビグローバル(Huobi Global)に上場する。LINEの暗号資産およびブロックチェーン関連事業を運営するLINE Tech Plus(ラインテックプラス)が10月27日発表した。

フォビグローバルでのLN取り扱いは、10月28日(世界協定時:UTC)より開始される予定。現物取引にてUSDTとの取引ペアがサポートされる。流動性条件が満たされ次第取引開始となるようだ。

入金は既に開始しており、出金については29日6:00(UTC)より開始されるとのこと。

以下2022.10.31 11:30追記

LNのフォビグローバルへの上場日が「11月8日」に変更になったとのこと。

現在LNは、LINEが運営する国内向け取引所LINE BITMAX(ラインビットマックス)と日本を除いたグローバル向けの取引所BITFRONT(ビットフロント)、韓国拠点の取引所Bithumb(ビッサム)、そして海外取引所のMEXC Global(エムイーエックスシーグローバル)、Gate.io(ゲートアイオー)の6取引所に上場している。

なおLNはLINEが独自開発したプライベートブロックチェーン「LINE Blockchain」のネイティブトークンだ。ちなみに「LINE Blockchain」はコスモス(ATOM)の開発基盤となっている「Tendermint BFT(Benzantine fault Tolerance)」によって開発されており、イーサリアムとの相互運用が計画されている。

関連ニュース

LINEの暗号資産「リンク(LN)」、Gate. ioに上場へ

LINEの暗号資産「リンク(LN)」、MEXC Globalで上場

LINEの暗号資産LINK(LN)、ビッサム(Bithumb)へ上場

LINE NFT、「NFT無料配布機能」提供へ

LINE NEXTがNFTプラットフォーム 「DOSI」β版提供開始、日本にも先々展開か

参考:LINEフォビグローバル
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

#LN

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した