SBIデジタルアセット、キャピタルマーケットサービス(CMS)ライセンス正式取得、シンガポールで

SBIデジタルアセットがCMSライセンス正式取得、シンガポールで

SBIデジタルアセットホールディングスの子会社SBIデジタルマーケット(Digital Markets)が、シンガポール金融管理局(MAS)よりキャピタルマーケットサービス(Capital Markets Services:CMS)ライセンスを正式に取得したことを9月16日に発表した。5月時点でCMSライセンスは原則承認であったが、このたび正式承認となった。

CMSライセンスは、機関投資家向けに債券や株式、オルタナティブ商品の発行・流通、関連事業のアドバイザリー業務やカストディ業務などのサービスを提供していく上で必要なものだという。

今後SBIデジタルマーケットはCMSライセンスのもと、規制に則った信頼性の高いデジタルアセットエコシステムを構築し、デジタルアセットの発行から流通、カストディ(保管業務)に係る機能を一気通貫で提供していくとしている。

ちなみにSBIデジタルアセットホールディングスは9月初旬に、シンガポールのデジタル資産関連プロジェクト「プロジェクト・ガーディアン(Project Guardian)」に参加したことを発表している。

デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis・Sushiman

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した