チリーズ(CHZ)の「Socios. com」、南アフリカ共和国とフランスのラグビーチームと提携

Socios. comがラグビーユニオンチームと提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、南アフリカ共和国とフランスのプロラグビーユニオンチームとパートナーシップを締結したことを8月4日発表した。

今回チリーズが提携したチームは、南アフリカ共和国のラグビーチーム「シャークス(The Sharks)」と、フランスのラグビーチーム「スタッド・フランセ・パリ(Stade Francais Paris)」の2チームだ。

「シャークス」は、「ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ(United Rugby Championship:URC)」に加盟するチーム。「URC」は、スコットランド、ウェールズ、アイルランド島、イタリア、南アフリカ共和国のラグビーチームが加盟するプロラグビーリーグである。また「スタッド・フランセ・パリ」は、フランスのプロラグビー1部リーグ「トップ14」に加盟するチームだ。

なおチリーズが南アフリカ共和国とフランスのラグビーチームと提携するのは初となる。

また2チームの公式ファントークン発行についての詳細は、発表されていない。

チリーズは今年7月、ラグビーユニオンチームでは初となるパートナーシップを締結している。提携したのは、英国ラグビー「ギャラガー・プレミアシップ(プレミアシップ・ラグビー)」に加盟する「レスター・タイガース(Leicester Tigers)」、「ハーレクインズ(Harlequins)」、「サラセンズ(Saracens)」の3チームだ。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

チリーズは、アメリカンフットボール、バスケットボール、クリケット、サッカー、ゲーム、アイスホッケー、MMA、モータースポーツ、ラグビー、テニスといった10競技において、既に25カ国で150を超えるスポーツ組織と提携している。

また欧州の多くのプロサッカークラブでトークンを発行している他、北米ではMLS加盟全28チーム中27チームと提携している。なおサッカーだけでなく、NBAでは現在「Socios.com」と提携するNBAチームは全30チームのうち28チームで、その他にもNFLやNHLとの提携も行っている。また韓国やインド、インドネシア、ブラジル、メキシコなどのスポーツチームとも提携を進めており、国・ジャンルを問わず「Socios.com」は展開している。

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参考:Socios.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/AlbertoChagas

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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