FTXグローバル、イーサリアムL2「Optimism(OP)」を先物で取扱開始

FTXがOPを先物で取扱開始

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXで、暗号資産オプティミズム:Optimism(OP)を先物取引で取り扱い開始したことが6月1日分かった。

OPは、DEX(分散型取引所)パーペチュアルプロトコル(Perpetual Protocol)を動かすためのトークン「PERP」との先物ペア取引でサポートされている。

オプティミズムはイーサリアム(Ethereum)のL2ソリューションである「Optimistic Rollup」を開発している企業だ。Plasma Groupメンバーが2019年12月に設立した。その他のレイヤー2ソリューション「Arbitrum」と同様に、ユニスワップ(uniswap)など複数のDeFi(分散型金融)プロトコルで採用されている。なおオプティミズムのガバナンストークンOPのエアドロップは5月31日に開始されている。

なおエアドロップの対象となるユーザーは、オプティミズムを2回以上利用したことのあるユーザー、継続的にオプティミズムを利用しているユーザー、DAO投票者、マルチシグ署名者、Gitcoin寄付者、イーサリアムトランザクションを継続的に実行しているユーザーの6種類となっている。

OPは現在、コインベース(Coinbase)やバイナンス(Binance)、フォビグローバル(Huobi Global)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、バイビット(Bybit)、OKX、MEXCなどの暗号資産取引所で取り扱われている(6/3 コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

米コインベース、イーサリアムL2「Optimism(OP)」上場へ

イーサリアムL2のOptimism、OPトークンのエアドロップ開始

「FTX Japan」ローンチ、日本市場へ本格参入

FTX USが株式取引ベータ版提供、米ドルステーブルコインUSDCにも対応

ビットコインに決済ネットワークの未来ない、FTX CEO サム発言

参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した