FTX US、米国で証券取引所運営「IEX Group」に投資、デジタル証券市場構築へ

FTX US、米国で証券取引所運営「IEX Group」に投資

米国の大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTX USが、米国で証券取引所を運営する「IEX Group」に戦略的投資を行うことで合意したことが4月5日に分かった。

両社はデジタル証券が売買可能になるための透明性の高い市場構造を確立するために協力していくという。またデジタル証券の市場構造の将来についての議論に参加するために、すべての投資家を招待するイニシアチブを導入する予定とのことだ。

ちなみにFTX USは、株取引の「FTX Stocks」を近日中にローンチすることを明かしている。

FTXおよびFTX USのCEOサム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)氏は、次のようにコメントしている。

===============

IEXへの投資は、FTX USにとって非常に大きな機会を生み出しました。今回の投資により、株式市場において最も信頼され、革新的な企業のひとつと手を組むことになりました。

IEX が投資家のニーズに応え、投資家を公平に扱う取引所であるというブラッドのビジョンを長い間尊敬しており、FTXでも同様の運営を行ってきました。

その結果、私たちは暗号資産市場の構造をさらに確立するために協力し、規制当局と密接に連携することで、世界中の機関がシームレスに市場に参入できるようになります。

===============

IEXのCEO兼共同創業者ブラッド・カツヤマ(Brad Katsuyama)氏は次のようにコメントしている。

===============

暗号資産・デジタル資産業界がその潜在能力を最大限に引き出すためには、規制当局と協力し、構築されたものを真に拡大する必要があります。

FTXとIEXは、デジタル資産の将来の可能性と、最終投資家に利益をもたらす市場構造を形成するパートナーとしての独自の役割について、サムとの最初の会話から、真に一致していることが明らかでした。

私たちは規制当局に明確な道筋を示し、投資家保護のための可能な限り高い基準を達成するための重要な同盟者と考えています。

米国の市場はデジタル資産において世界最大のプレーヤーとなるべきであり、このパートナーシップはその促進に役立つと信じています。

===============

今年1月にFTX USはソフトバンクらから約460億円調達し米国市場本格参入したことを発表した。そして2月にはゲーム部門「FTX Gaming」を設立し、トークンやNFT発行支援していく方針も示した。

参考:FTX US
images:iStocks/artacet・peshkov
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【5/17話題】スラッシュがSlash Vプリカ SHOP開始、SECのSAB121覆す決議案が可決など

スラッシュが「Slash Vプリカ SHOP」開始、暗号資産でVプリカ購入可能に、米上院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」を覆す決議案を可決、インド証券取引委員会、暗号資産取引の監督に前向き、準備銀行とは対照的に、仏証券監督当局、投資家にBybitの無登録営業を警告、KuCoin、ナイジェリアの規制準拠に向け一部サービスを停止、米CME、ビットコイン現物取引の提供検討か=報道、リップル、「XRP Ledger」をコスモスのインターチェーンに接続、マスターカードがカーボンクレジットのトークン化における概念実証完了、スタンダードチャータード銀行らと、DTCC、大手銀行らとファンドのトークン化推進する「Smart NAV」の実証実験完了。チェーンリンク活用で