FTX、STEPNの「Green Metaverse Token(GMT)」を先物で取扱開始

FTXにGMT先物上場へ

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXが、「STEPN」の暗号資産「グリーンメタバーストークン:Green Metaverse Token(GMT)」を先物取引で取り扱い開始したことが3月17日分かった。

GMTは、DEX(分散型取引所)パーペチュアルプロトコル(Perpetual Protocol)を動かすためのトークン「PERP」との先物ペア取引でサポートされる。

「STEPN」は、NFTスニーカーを利用しウォーキングやジョギングの歩数に応じてトークンがもらえるMove-and-Earnプロジェクト。ブロックチェーン基盤としてはソラナ(Solana)のプロジェクトだ。「GMT」は「STEPN」のガバナンストークンだ。なおユーザーは歩くことでゲームトークン「GST」を稼ぐことができる。その「GST」でスニーカーステータスのレベルアップなどが行える仕組みだ。

GMTは大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)でIEOが行われ、3月9日よりボラティリティの高いトークンの取引に特化したプラットフォーム「イノベーションゾーン」で現物の取引が開始した。

GMTは現在、バイナンスの他、ゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)などで取引が行われている。なお時価総額は約470億円となっている(3/17 コインマーケットキャップ調べ)。

またFTXの現物取引では16日に、アンカープロトコル:Anchor Protocol(ANC:アンク)と、コンベックスファイナンス:Convex Finance(CVX)の2名柄が上場し、3月に入り6銘柄が新たに取り扱われている。

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参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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