分散型取引所ユニスワップV3、ポリゴンで正式稼働

ポリゴンでユニスワップV3が正式稼働

分散型金融(DEX)のユニスワップ(Uniswap)V3が、ポリゴン(Polygon)で正式稼働を開始したことが12月22日分かった。

ポリゴンは、イーサリアムのスケーリングソリューションを開発しているインド発のプロジェクトだ。

今回のポリゴンへのマルチチェーン対応は、ユニスワップコミュニティの提案によるものだ。この提案はユニスワップのトークン「UNI」保有者により投票が行われ、結果約50万の反対票に対し、賛成票が約7200万集まりコミュニティの提案が通過した。この結果をうけ、ユニスワップラボは今月18日に数日中のポリゴンでの正式稼働を発表していた。

なお現在ユニスワップはポリゴンの他に、レイヤー2スケーリングソリューションのオプティミスティック・イーサリアム(Optimistic Ethereum)と、スケーリングソリューションのアービトラム(Arbitrum)でも稼働している。

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コインベースウォレットがポリゴンに対応

参考:ポリゴン
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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