バイナンスにFlux(FLUX)上場

バイナンスにFLUX上場

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)で、暗号資産フラックス:Flux(FLUX:フラックス)が上場したことが分かった。

バイナンスが新規上場を発表するのは、12月9日のバイコノミー:Biconomy(BICO)以来で、現在5週連続で新規通貨の取り扱いをしている。

FLUXは12月10日6:00(UTC:世界協定時)より取引が開始されており、取引ペアについてはFLUX/BTC、FLUX/BUSD、およびFLUX/USDTとなっている。

なおFLUXの入金および、引き出しについても既に開始されている。

フラックスは分散型クラウドコンピューティングのインフラストラクチャであり、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)を採用しているブロックチェーンだ。FLUXはフラックスのガバナンストークンで、ネットワーク投票やマイニング報酬、ネットワークの手数料支払いなどに利用されている。

なおFLUXはクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、ビットトレックス(Bittrex)などの暗号資産取引所の他、パンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)といった分散型取引所(DEX)で取り扱われている。

またバイナンス上場前は130円台を推移していたが、上場発表後6時間ほどで一時価格は450円の最高値まで急騰。記事執筆時点では180円台に落ち着いている。なお現在の時価総額は約419億円となっている(12/13コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

バイナンスにBiconomy(BICO)上場

バイナンス、クロスチェーンスワップの「Anyswap(ANY)」上場

バイナンス、自律分散型組織の「Merit Circle(MC)」上場へ

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/6話題】他社発行の暗号資産が法人課税の対象外に調整、グレイスケールの現物イーサリアムETF承認延期など

暗号資産の法人期末課税、他社発行分を対象外に調整へ。24年度税制改正に向け=日経、米SEC、グレイスケールの現物イーサリアムETFの承認判断を延期、コインベースウォレット、InstagramやTikTok等にUSDC送金可能に、ビットトレードにSAND・AXS・MKR・DAI・MATIC上場へ、南米最大デジタル銀行Nubank、Circle及びTalosと提携、ブラックロックのビットコインETF、シード資金で約1,473万円の調達、米SEC、テラ訴訟で暗号資産の証券性判断は「陪審ではなく裁判官が行うべき」と主張、南米最大デジタル銀行Nubank、Circle及びTalosと提携、電通とTOPPANがWeb3ウォレットの実証実験、アバターUI市場の可能性探る

Sponsored

米SEC、テラ訴訟で暗号資産の証券性判断は「陪審ではなく裁判官が行うべき」と主張

昨年5月に暴落した暗号資産(仮想通貨)「テラ:Terra(LUNA:ルナ)」の発行元であるテラフォームラボ(Terraform Labs)に対する民事訴訟で、同社が提供・販売する暗号資産(仮想通貨)が有価証券か否かの判断は陪審ではなく裁判官が判断する事項だと、米証券取引委員会(SEC)が主張している

コインベースウォレット、InstagramやTikTok等にUSDC送金可能に

web3ウォレット「コインベースウォレット(Coinbase Wallet)」から、インスタグラム(Instagram)やティックトック(TikTok)等のアプリユーザーへ米ドルステーブルコイン「USD Coin(USDC)」が送金可能になったという。同ウォレット提供の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が12月6日発表した