米ヴァルキリー、1億ドル規模のDeFi関連ファンドをローンチへ

ヴァルキリー、DeFi関連ファンドをローンチへ

米投資会社ヴァルキリー・インベストメント(Valkyrie Investments)が1億ドル(約110.4億円)規模のDeFi(分散型金融)に関するファンドを立ち上げることが分かった。

このファンド「ヴァルキリー・オンチェーン・DeFiファンド:Valkyrie On-Chain DeFi Fund」はイーサリアム(ETH)、アバランチ(AVAX)、ソラナ(SOL)、BSC(バイナンススマートチェーン)、ポリゴン(MATIC)、ファントム(FTM)などの13種類のネットワーク基盤のDeFiプロトコルに投資するものであるとのこと。

ローンチは11月22日に予定されているとのことで、すでにヴァルキリーの既存投資家より計7,500万ドルを集めているとのことだ。

ヴァルキリーは米国において3例目のビットコイン先物ETF(上場投資信託)「ヴァルキリー・ビットコイン・ストラテジーETF(ValkyrieBitcoin Strategy ETF:BTF)」を取り扱う他、ビットコイン(BTC)やポルカドット(DOT)、アルゴランド(ALGO)やダッシュ(DASH)、トロン(TRX)、ジリカ(ZIL)などの暗号資産に関する投資信託も取り扱っている。

関連ニュース

ヴァルキリーのビットコイン先物ETFが今夜取引開始へ、米国3例目の承認

Valkyrieビットコイン現物ETF承認判断が再延期、SEC最終回答は1月に

デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet・ChrisGorgio・RamCreativ

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/18話題】NTTデータとセキュリタイズJPのデジタル証券プラットフォーム、a16zがLayerZeroのZROを取得など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

a16z、登録投資顧問に対する「暗号資産カストディ規則」見直し提言

米大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)は、登録投資顧問(Registered Investment Adviser:RIA)が暗号資産(仮想通貨)を直接カストディ(自己保管)できるようにするため、米証券取引委員会(SEC)に対してカストディ・ルールの見直しを求める書簡を、4月9日に提出した

香港SFC、ChinaAMCの「イーサリアム現物ETF」にステーキング機能承認

香港証券先物委員会(SFC)が、中国資産運用会社チャイナアセットマネジメント(ChinaAMC)が運用する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の現物価格に連動するETF(上場投資信託)について、ステーキング機能の提供を承認した。ステーキング業務を担う暗号資産取引所OSLデジタル証券(OSL)が4月16日に発表した