チリーズのSocios. comがNBAシャーロットホーネッツと提携

Socios. comがNBAシャーロットホーネッツと提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、新たにNBA加盟のシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)と提携したことを9月27日発表した。

今回の提携によりNBA加盟の団体は全30チーム中12チーム目となった。

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

ファントークンを発行することでスポーツチームは資金調達でき、またファンはファントークンを購入することでチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。この仕組みにより、チームとファンに新たなエンゲージメントを生み出すことが期待されている。

なおシャーロット・ホーネッツのファントークン発行についてだが、今回の発表では詳細は明かされなかった。

チリーズは現在欧州のプロサッカーリーグの多くのチームを中心に提携を行いファントークンを発行している。またサッカーに留まらず、北米ではNBA:バスケットボール、NHL:ホッケーのチームや総合格闘技団体のPFLとUFCとも提携しており、韓国やインドのスポーツチームとの提携など国・ジャンルを問わず展開を進めている。

中でもNBAチームとの提携は積極的に進めている印象だ。チリーズは先月8月にNBA加盟の7チームとの提携を7日間で発表していた。

また「Socios.com」でファントークン購入に必要な暗号資産チリーズ(Chiliz/CHZ)はコインベースやバイナンスを始め大手暗号資産取引所にて取り扱われている。また同プラットフォームにて発行しているファントークンも取引所にて取り扱いが進んでいる。

なおFCバルセロナ公式ファントークン「$BAR」はバイナンスなどで取り扱いがあり、インテルのファントークン「$INTER」とガラタサライSKのファントークン「$GAL」の2銘柄がFTXで取り扱われている。

参考:シャーロット・ホーネッツ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet・msan10・efks

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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