フェイスブックらのディエム元COO、ポルカドット開発元Web3財団COOに

ディエム元COOが、Web3財団COOに

ディエム協会(Diem Association)の元COO(最高執行責任者)バートランド・ペレス(Bertrand Perez)氏が、9月よりポルカドット(Polkadot)の開発を行うWeb3財団(Web3 Foundation)のCOOに就任したことが分かった。

ペレス氏のリンクトイン(LinkedIn)によると、2年3ヵ月務めたディエム協会のCOOを今年7月に辞任しており、9月からWeb3財団のCOOを務めていることが分かる。

ディエム協会は、米Facebook(フェイスブック)が主導するステーブルコインプロジェクトである「Diem(ディエム:旧リブラ)」を推進する非営利団体だ。フェイスブックの他、スポティファイ(Spotify)、ショッピファイ(Shopify)、ウーバー(Uber)などのテック企業や、ベンチャーキャピタルのa16z(アンドリーセンホロウィッツ)などの企業によって構成されている。

またWeb3財団は、複数の異なるブロックチェーン間の相互接続(インターオペラビリティ)を可能にするブロックチェーンプロジェクトのポルカドットの他、その実験用ネットワークであるクサマ(Kusama)の開発を主導している。なお同財団はイーサリアム(Ethereum)の元CTO兼共同創業者であるギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏が共同創業している。

参考:リンクトイン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/4×6

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/28話題】SEC訴訟でコインベースの棄却申し立てを米判事却下、取引延期のエルフトークン明日取引開始へなど

米連邦判事、SEC訴訟に対するコインベースの棄却申し立て却下、ビットフライヤー、取引延期のエルフトークン(ELF)を明日取引開始へ、HSBC、香港で金のトークン化商品を発売へ=報道、イーサリアムL2「ブラスト」上のGameFi「Munchables」、約94億円のエクスプロイト被害、「日本DAO協会」が4月1日設立へ、DAO発展の環境整備へ、東京スター銀行、三井物産のデジタル証券サービス「オルタナ」導入。地域金融機関初のST取扱、SBIや九州電力らの「まちのわ」、金沢大学と「ファン通貨」で被災地復興支援へ、B Dash VenturesとHashed、「Blockchain Leaders Summit Tokyo 2024」7/24に共催へ