ノーコードでもブロックチェーン開発ハッカソン!? 近大とIOST財団が「HIVEHACK 2021」開催。企業セッションはオンライン無料公開も

竹田匡宏

Sponsored

ノーコードでもブロックチェーン開発!? 教育ハッカソン「HIVEHACK 2021」

近畿大学 理工学部 情報学科 電子商取引研究室とIOST財団が、ノーコードでブロックチェーン技術を活用したプロダクト開発を体験するハッカソン「ブロックチェーン教育ハッカソン HIVEHACK 2021」を8月26日、27日に開催することを発表した。

今回のハッカソンはエンジニア志向の学生だけではなく、文系学生にもプロダクト開発を体験できるようにする、「教育」を中心にするテックハッカソンとのことだ。

またハッカソン期間中は企業登壇として、日本オラクルやDeNAなどの企業担当者がブロックチェーン技術の活用事例の紹介するセッションも実施される。

なお本ハッカソンへの参加対象者は近畿大学の学生に限られるが、期間中実施される企業登壇セッションへは一般公開され、事前にウェビナー登録することでオンラインで誰でも無料で視聴が可能だ(登録はページ下部より)。

「HIVEHACK2021」開催概要

イベント名:「ブロックチェーン教育ハッカソン HIVEHACK 2021 ノーコード!」

日時:令和3年(2021年)8月26日(木)、27日(金) 

場所:オンライン、一部オフライン予定(希望学生のみ)

ハッカソン対象者:近畿大学の学生

共催:近畿大学理工学部情報学科 電子商取引研究室、IOST財団(非営利)

協賛:株式会社サクラエクスチェンジビットコイン、一般社団法人 日本生産管理学会関西支部ブロックチェーン研究会、近畿大学アカデミックシアタープロジェクト「教育·研究の産学連携(人づくり·モノづくり·コトづくり)」

協力:株式会社エバーシステム 、株式会社Fuel Hash、株式会社PHI

企画:SEYMOUR INSTITUTE 株式会社

→ハッカソンへの参加申し込み(近畿大学の学生対象) 

企業登壇セッションの内容と申し込み

2020年8月26日(木)14:00〜

・「分散型ストレージビジネスの最新動向」紺野勝弥氏(株式会社Fuel Hash 代表取締役)

・「ブロックチェーンとサプライチェーンのユースケースとニーズ」大橋雅人氏 もしくは中村岳氏(日本オラクル株式会社)

→一般お申し込みはこちらから(無料) 

2021年8月27日(金)13:00〜

・「ゲーム・エンタメ分野でのNFTとデジタルアイテムの未来」緒方文俊氏 (DeNA:株式会社ディー・エヌ・エー システム本部 技術開発室)

・「DAO (自立分散型組織 ~ コミュニティー経済圏の未来」岡崇氏(株式会社PHI 共同代表)

→一般お申し込みはこちらから(無料)

編集部コメント

日本国内でもブロックチェーンに関するハッカソンはこれまで開催されてきましたが、文系向けのノーコードでのハッカソンはとても新しい取り組みだと思います。

一般的にはまだまだ技術への理解が必要なブロックチェーンの分野において、幅広い志向の学生に訴求する、意義のある取り組みではないでしょうか。

またハッカソン期間中開催される企業登壇では現在話題のNFTをはじめ、これから分散型ストレージやDAOなどのホットトピックスについても分かりやすく紹介されることが想定できます。ぜひ一般の方もこの機会にオンラインでご参加してみてはいかがでしょうか。

参考:企業登壇者プロフィール

紺野勝弥
株式会社 Fuel Hash 代表取締役
ソフトバンクグループで約8年間、M&Aや資金調達、格付対応、ベンチャーキャピタル業務に従事。暗号資産取引所QuoineにCFOとして参加、後に代表取締役。マイニング事業を行うBITFURY社の日本代表を経て、マイニングファーム運営およびマイニング用ソフトウェアサービス企業Fuel Hashを起業。

大橋雅人
日本オラクル株式会社 事業戦略統括
製造業を中心としたERP導入や業務コンサルティング、データ活用の推進を担当。その後、ビッグデータ、IoT、AIといった新規技術のビジネス開発を担当し、現在はブロックチェーン始め、クラウド全般のビジネス推進のチームリードを担当。技術経営修士(専門職MOT)。

中村岳
日本オラクル株式会社 クラウド・エンジニアリング統括
金融決済領域で銀行間決済(日銀・SWIFT・CLS)関連のアプリケーション開発のシステムエンジニアとして活躍後、日本オラクルへ。PaaS製品のうち主として、アプリケーション・インテグレーション基盤および、ブロックチェーン基盤を担当し、ユーザーの活用を支援する。

緒方文俊
株式会社ディー・エヌ・エー システム本部 技術開発室
mobageのシステム開発、ブラウザゲーム開発、Cocos2d-xやUnityによるアプリ開発、動画配信アプリの開発など幅広くエンジニアとして経験.現在は、同社の技術開発室で、ブロックチェーン技術に関する研究開発を行う。

岡崇
株式会社PHI 共同代表
近畿大学国際経済学部(2020年卒業生代表として登壇)。在学中に株式会社PHIを立ち上げる。分散型自立組織(DAO)と非管理型組織の社会実装を、次世代テクノロジーのブロックチェーンで実現するプロジェクトを開始。ブロックチェーンとDAOにおける日本での第一人者。

images:iStocks/klyaksun

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

招待制web3イベント「B Dash Crypto」が札幌で5月24-26日開催! ピッチコンテスト応募者やスタートアップ参加者 募集中

ネット業界の第一線の経営者やキーパーソンが集結する日本最大級の招待制カンファレンス「B Dash Camp 2023 SPRING in SAPPRO」が5月24-26日に札幌で開催される。そしてそのイベント内同会場でブロックチェーン・暗号資産などweb3領域に特化したカンファレンス「B Dash Crypto」も同時開催される。

企画書だけで助成金が貰える? UNCHAIN「web3開発助成金プログラム:進捗2Earn」とは(shiftbase 志村侑紀/日原翔)

「UNCHAIN」で新たなプロジェクト「web3開発助成金プログラム:進捗2Earn」がスタートする。あたらしい経済編集部はshiftbase 取締役CCOの志村侑紀氏と取締役CTOの日原翔氏、そしてすでに助成金プログラムにプレ参加している起業家のkimi氏、エンジニアのkeit氏に取材した。

web3の未来は? 暗号資産/ブロックチェーン業界を牽引する80人の「2023年の展望」

「あたらしい経済」年始の特別企画として、ブロックチェーン・暗号資産業界を国内外で牽引するプレイヤーや有識者の方々に「2023年の展望」を寄稿いただきました。80人の方々の合計40,000字を超えるメッセージには、これからのweb3領域のビジネスのヒントやインサイトに溢れています。じっくりと読んで、これから「あたらしい経済」を切り開くための参考にしていただけますと幸いです。

Web3グルーバルカンファレンス「NFT_Tokyo 2022 ウィンター」12/13・14開催、読者特別参加枠もプレゼント

Pivot Tokyoが主催するWe3グルーバルカンファレンス「NFT_Tokyo 2022 ウィンター」が、12月13日・14日に東京浜松町で開催される。 日本国内のWeb3推進の活性化を目的としたこのカンファレンスでは、国内外から業界のトッププレーヤーが登壇し、最先端の議論が展開される予定だ。

佐賀の古民家から世界で戦えるweb3エンジニアを育成、「ソリディティハウス」とは?(落合渉悟)

エンジニアとしてだけでなく、思想家として、研究者としてマルチに活躍する彼から、ある日「佐賀に遊びに来てください」と編集部に連絡が入った。聞くと、佐賀で古民家を改築し「ソリディティハウス(Solidity House)」なる新たなプロジェクトを開始しているという。

招待制web3イベント「B Dash Crypto」、セッション登壇者発表(10/19-21 @福岡)

インターネット業界の第一線の経営者やキーパーソンが集結する日本最大級の招待制カンファレンス「B Dash Camp 2022 Fall in Fukuoka」が2022年10月19-21日に福岡で開催される。そしてそのイベント内同会場でブロックチェーン・暗号資産などweb3領域に特化したカンファレンス「B Dash Crypto」も同時開催される。

【9/6開催情報 更新】アスターネットワーク(ASTR)が日本で「Astar Week」開催。VC、暗号資産取引所、web3スタートアップら集う

日本発のパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク(Astar Network)」が8月下旬から9月上旬にかけ、東京で連続イベント「Astar Week」を開催する。アスターネットワークのファウンダー渡辺創太氏もイベントに合わせ帰国、各イベントで様々な業界内外のプレイヤーや有識者とディスカッションを行う予定だ。なお「あたらしい経済」も開催協力として本イベントをサポートしている。