FTXがエンタメブランド向けNFTマーケットプレイス開発へ、米ドルフィンと提携で

FTXがエンタメブランド向けNFTマーケットプレイス開発へ、米ドルフィンと提携で

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXが米ドルフィン・エンターテインメント(Dolphin Entertainment Inc)との提携を8月3日発表した。これにより両社はエンターテインメントをターゲットにしたNFTマーケットプレイスを開発するという。

ドルフィン・エンターテインメントは米ナスダック上場のエンターテインメントマーケティング及び制作会社だ。

発表によると開発を計画しているNFTマーケットプレイスは、スポーツ、映画、テレビ、音楽、ゲーム、eスポーツ、料理、ライフスタイル、チャリティーなどの業界のブランドが対象であるとのことだ。

ドルフィンのCEOであるビル・オダウド(Bill O’Dowd)氏は「現在のNFTの購入手段は不便である」とし、新たに開発するマーケットプレイスでは「ウォレットをマーケットプレイスで用意しシームレスな体験を提供」「クレジットカードや法定通貨決済など既存の支払い手段の導入」「カスタマーサポートの提供」などに対応すると、第一報を行った米メディアのバラエティー(Variety)へ語っている。

オダウド氏は「(私たちが開発するマーケットプレイスが)最も重要なのは、オンラインで購入できる他の消費者製品と同じ土俵にNFTをすぐに立たせられるということだ」と語ったとのことだ。

参考:Variety
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ryan-Fletcher・Molnia

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【10/24話題】ベトナムでブロックチェーンが国家戦略に、JOCのバリデーターにはてな参画など(音声ニュース)

ベトナムでブロックチェーンが国家戦略に。国際的地位の確立目指す、EVM互換の国産ブロックチェーン「Japan Open Chain」、バリデータにはてな参画、ナイジェリア裁判所がバイナンス幹部の釈放を命令、告訴取り下げ受け、テスラ、保有する1184億円相当のビットコインを新たなウォレットへ移す、アバランチ、暗号資産決済用Visaカードをローンチ、マジックエデンがApeChainの対応開始、BeraChainにも対応予定、DMM Cryptoが新機能「SMP Trade」提供開始、ゲームプレイで暗号資産の獲得可能に、web3決済インフラ「Transak」、フィッシング攻撃により個人情報を流出

【10/23話題】OKJにアイオーテックス(IOTX)上場へ、コマイヌがシンガポールの暗号資産カストディ事業者を買収へなど(音声ニュース)

国内初、OKJに「アイオーテックス(IOTX)」上場へ 、ビットフライヤー、イーサリアム上の「ポリゴンエコシステムトークン( POL )」取扱いへ、野村証券らのコマイヌ、シンガポールの暗号資産カストディアンPropine Holdings買収へ、UAEのラス・アル・ハイマ首長国、DAO規制フレームワーク「DARe」発表=報道、JPYC、韓国IT大手ITCENとステーブルコインの共同研究を開始、JCBと富士通らが共同で「中銀デジタル通貨」活用の異なるキャッシュレスサービス間での取引実現に向け、WP公開、エイプコイン独自チェーン「ApeChain」メインネットと公式ブリッジ公開、APE価格上昇、DEX「Jupiter」、ソラナ上のミームコイン取引特化の「Ape Pro」立ち上げ、ぷらっとホームら6社、Web3技術活用の日本酒流通の実証事業実施へ