マイクロストラテジー、ビットコイン購入を目的に4億ドル分の私募債を発行

マイクロストラテジー、ビットコイン購入を目的に4億ドル分の私募債を発行

米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)がビットコインの追加購入資金を調達することを目的として、2028年満期の有担保シニア債券を4億ドル(約440億円)分私募発行する意向であることを6月7日に発表した。

同社のプレスリリースによると、この債券はMicroStrategyの完全子会社であるマイクロストラテジー・サービス・コーポレーション(MicroStrategy Services Corporation)および私募終了後に設立される子会社によって無条件に保証されるとのこと。またこの債券は、マイクロストラテジーおよび保証人の実質的に全ての資産に対する担保権によって担保されるが、マイクロストラテジーがこれまでに購入してきたビットコインはこれらの資産に含まれないとのことだ。なお既存の保有ビットコインに関しては今後新たに設立される子会社マクロストラテジー(MacroStrategy LLC)が管理するとのことだ。

マイクロストラテジーはこの社債発行により得られた資金をビットコインの追加購入に充てる予定とのこと。

マイクロストラテジーは今年2月にもビットコインの購入を目的として6億ドル(約630億円)相当の転換社債を発行することを発表している。

参考:MicroStrategy
デザイン:一本寿和
images:iStock/Abscent84・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した