メキシコのサッカークラブ「クラブ・ネカクサ」、希薄化しても1%株式保有の権利を示すNFTを500ETHで販売

メキシコのサッカークラブ「クラブ・ネカクサ」、希薄化しても1%株式保有の権利を示すNFTを500ETHで販売

メキシコのトップサッカーリーグのチームであるクラブ・ネカクサ(Club Necaxa)が、クラブの一部の所有権を付与するためのNFTオークションを行うことを6月1日に発表した。オークションはマーケットプレイス「OpenSea」にて行われ、入札開始価格は500ETH(約130万ドル)となっている。NFTは「Club Necaxa Token」という名称で、Ethereum上で発行されている。

このNFTを所有する人はクラブ・ネカサの1%の株式を保有することになり、株式の所有権を表しうるものとなる。 

クラブ・ネカクサの50%株式を保有する投資家のアイ・タイリス(Al Tylis)氏は「このNFTの特徴において最も重要なのは、1%の出資が永続的であることです。タイリスとパートナーが株式を発行し、その株式が希薄化されたとしても、NFTの所有者は常にチームの1%の株式を所有することになります。つまり他の投資家と違って、NFTの保有者は、将来的に追加費用を負担する必要がないのです」とブルームバーグの取材に対して答えている。

ST(セキュリティートークン)ではなくNFTを利用する理由は、メキシコのサッカーリーグを全く知らないような技術に精通した人たちに、クラブへの関心を持ってもらうためとのことだ。

なおLedgerinsightsによればメキシコは証券化に関する法的要件が米国や欧州とは異なっているとのことで、このNFTは証券に該当しない可能性がある。

参考:クラブ・ネカクサ
デザイン:一本寿和
images:iStock/msan10

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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